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新規墓所工事:五条西山共同墓地

2021/09/06



今回からご紹介するのは、タイトルにあります通り、新しい墓石、巻石、さらに霊標まで施工させていただくという工事になります。

現場は元々の巻石が据えられている区画なのですが、古い巻石は撤去して新しいものに替えていただくということで、お墓のすべてを新規のものにするということになります。

大変ありがたいことです。

同様の事例もこれまでに多々ご紹介してまいりましたが、あらためて、本日からの工事の記事を続けてご覧いただくと、一から新しいお墓を作るというのがどういうことか、具体的なイメージをつかんでいただけるのではないかと思います。

 

場所ですが、当ブログではお馴染みの五条西山共同墓地です。

弊社からは車で五分という近距離にあり、仕事を頂戴する機会も多い、ホームグラウンドと呼ばせていただきたい墓地です。

さて、現場をご案内してまいりましょう。

上の写真にあるような区画です。

 

巻石に沿って土が掘り返されているのが、今回作業を行なう墓所です。

巻石のキワの土をまず出しているのは、解体撤去作業がやりやすいように、です。

では最初に巻石の解体作業に取り掛かるかというと、そんなことはありません。

現場写真用のボードをご覧いただくと、見づらいかもしれませんが「境界現状」と記されています。

これは、隣接する区画との境界がどうなっているかを確認・記録しているところです。

空きがどれくらいか、といったことも計測していきます。

 

それぞれの墓地の区画の大きさというのは、基本的に契約によって決まっていますので、新しい巻石を据えるにしても、使用可能な大きさを越えるわけにはいきません。

こちらのように、元の巻石がある場合は、新しい巻石もそれに合わせて施工するのが普通です。

そのため、周囲の区画との境界はきちんと測っておく必要があるのです。

 

もっと規格化された区画が並んでいる霊園ですと、どこも区画面積は同じで、間の空きをどう取るかも決まっていることが多いのですが、古くからの共同墓地などの場合、区画が整然と並んでいることの方が珍しかったりします。

そういうところでは、現在の状態に基づいて計測し、お墓を作っていくのが通常のやり方になるわけです。

こうして境界を必要な分記録したところで、ようやく既存の巻石の解体工事に着手できます。

巻石の解体は、先ほどの写真にあったように、延石に沿って土を掘り、基礎があればそれをコボって、ひとつずつ石を運び出していくという作業になります。

隣とほぼゼロ距離で区画が並んでいる場合などは、巻石の解体も非常に慎重にやらねばなりませんが、今回はほぼ独立した区画でしたので、解体作業はそこまで神経を遣うものではなかったはずです。

 

元の巻石を撤去したところが上の写真三枚目です。

ここから新しい巻石を据える準備に入っていくわけですが、少し長くなってしまいました。

この辺りで稿を改め、続きはまた次回ご報告したいと思います。


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