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新しいお墓を建てる@:西大寺共同墓地

2021/05/19



今回からはまたひとつ施工事例をご紹介してまいりたいと思います。

タイトルがまったくそのままなのですが、新しいお墓を建てる、というのがメインの工事です。

加えて、巻石を組み直すリフォーム工事もございます。

リフォームを伴う新規建墓工事というわけで、ありがたいことです。

新しいお墓を作るお手伝いができるのは、やはりとても嬉しいものです。

 

場所は当ブログでもお馴染み、西大寺共同墓地です。

弊社からは車で5分程度という近場にあります。

ホームグラウンドと呼ばせていただいてもいいような、地元の墓地です。

地名を取って青野墓と呼ばれることも多いところですね。

 

では早速現場をご案内しましょう。

写真一枚目、このような墓所です。

 

写真は、ひとまず区画内の土出しを終えた、というところになります。

間知石(けんちいし)を組んだ上に巻石が据えられている、というタイプの外柵となります。

間知石というのは、この写真では少しわかりにくいですが、延石の下に写っています。

ひと口に言うと、お城の石垣を思わせるゴツゴツした石組みのことです。

昨今では石を切る機械が発達して、背が高くてもきれいな延石というのがいくらでも加工できますが、昔は外柵に高さを与えるためには、間知石が使われるのが一般的でした。

もちろん、今でも新規で使われることはあります。

間知石を使うと独特の味が出ますね。

 

その上に四角く延石が据えられているのが、巻石というわけで、今回は間知石には触らず、巻石部分のみを解体リフォームいたします。

延石というのは、真っ直ぐな柱状に切られた石のことを言います。

その延石を四角く据えると巻石になる、とご理解いただければ大丈夫です。

外柵というのは、巻石から間知石まで含めた総体のことですが、巻石という一言でその全体を指すこともありますので、用語は必ずしも一定していません。

ひとまず今回は、巻石と言うと間知石の上に組まれた延石部分を指すもの、とご理解ください。

 

さて、ここからすぐにでも巻石を解体していきたいところなのですが、その前にやることがあります。

そうです、境界確認です。

 

写真二枚目をご覧ください。

こんな風に差金を当てまして、隣接する区画との境界の現状を測っていきます。

家を建てるときなどに比べると、お墓、それも古くからの共同墓地の境界はまだ大らかと言えないことはないのですが、やはり解体して組み直した時に元通りになっていないようでは困ります。

傾きを真っ直ぐ直したら、自然と境界間隔が変わってしまう、なんてことはありえますが、「復元」が作業の基本となります。

 

そんなこんなで、現場紹介で少しお話が長くなってしまいましたね。

このあたりで記事を改め、実作業につきましては次回からご報告していきたいと思います。


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