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新しいお墓を建てる@:西大寺共同墓地

2021/03/22



これからしばらくは、近場の墓地での仕事をご紹介することが多くなるかと思います。

その最初といたしまして、今回ご報告する施工事例は、弊社から車で五分、ホームグラウンドと呼べる墓地のひとつである西大寺共同墓地での作業となります。

地名から、青野墓とも通称される地元の墓地です。

 

工事内容は、新しいお墓を建てさせていただくというものです。

タイトルにもありますように、新規建墓です。

ありがたいことです。

では早速現場からご案内してまいりましょう。

写真にあるような区画です。

 

ご覧のように区画の中には、標木と呼ばれる木のお墓が立てられています。

古い標木の中には、字がほとんど読めなくなっていたり、朽ちかけていたりするようなものもありますが、こちらは比較的新しいものですね。

標木については、地域によっていろいろな慣習があったんじゃないかと思います。

これを立てて一年経ったらお墓を建てるだとか、建墓の時期にまつわるものが多いだろうと想像されます。

実際問題として、お墓はいつまでに建てなければならないと法律で決められていたりするものではなく、お盆やお彼岸や一周忌などが目途になることが多いわけで、言い伝えや慣習というのは地域共同体を取り仕切る大事な原理のひとつだったのでしょう。

 

ちなみに、お墓からは少し離れるのですが、火葬の場合ですと、いついつ「までに」というのとは逆に、亡くなってから24時間以内は火葬をしてはならない、という法律があります。

現代の死亡診断は相当に厳密だろうと思いますが、万が一にも完全に亡くなっていない人を火葬するようなことがあってはならない、と法律が制定されたときに考えられたのでしょうね。

葬儀屋さんなどにお話を伺うと、実際ごくごく稀にですが、お棺の中から息を吹き返す事例もあるということですので、やはり慎重になるに越したことはないのでしょう。

 

さて、標木の下にはお骨を納めた壺が埋められておりましたので、これを取り出し、作業の間管理できるようにしておきます。

壺を埋めてからの時間が長くなりますと、お施主さんの記憶も曖昧になり、支持されて掘った場所と違うところから壺が出てくるということもあります。

ですので、壺を埋められる際には、一応写真を撮っておくなどするのがよいかと思われます。

 

さて、お骨を取り出しまして、これで心置きなく工事に取り掛かれるというところなのですが、今回は雑談めいたことばかりで少し長くなってしまいました。

このあたりで稿を改め、次回は基礎から納骨室といった作業をご報告したいと思います。


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