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新しいお墓を建てる@:五条西山共同墓地

2019/05/01



いよいよ今日、天皇が代替わりし、令和という元号になりましたね。

まだまだ落ち着かない感じはあるのですが、徐々に慣れていくのでしょう。
さて令和となって最初の記事は、やはり新規建墓をご紹介したいと思います。

現場はお馴染み五条西山共同墓地。

弊社から車で五分ほど、唐招提寺さんから西に入った小高い丘陵地が、まるまる墓地になったという大きな共同墓地です。

写真一枚目をご覧ください。

今回作業にかかるのはこのような区画です。


写真は工事着手前の儀式として、クワ入れを行なったところです。

昔から土仕事に携わる人は、土公神という土の神様を信仰していました。

この土の神様が活発になる時期が「土用」で、土用期間中にはあまり土仕事をしてはならない、などと言われたりしていたようです。

そういった土の神様を畏れ敬う慣習というのは今も残り、土を扱う仕事に着手するに際しては、神様へのご挨拶が必要だということで行なっているのが、このクワ入れだということです。

 

さて、写真を見ていただければわかりますように、巻石がかなりガタガタになっています。

新しいお墓を建てるにあたって、これはさすがに巻石の補修も一緒に必要でしょう、ということで巻石の解体組み直しを行なうリフォームも伴った仕事になります。

おおよそ写真中央から右手に写っている四区画が一揃いといった感じになっており、向かって右奥の区画が、巻石の緩みや歪みなどなく、最もきれいな状態になっていますので、こちらをひとつの基準として巻石を据え直していくことになります。

 

そこで巻石の解体を行なうためにも、まずは区画内の土出しからです。

見ての通り根っこまでかなりしっかりしていそうな雑草が繁茂していますので、そうでなくてもかなりの土出しは必要だったでしょう。

表面の草をこそげるように削土し、ついで根を切るように巻石のキワを掘っていきます。

掘り方が済みますと、外しやすいところから順々に延石を解体していきます。

決して大きな延石というわけではないのですが、区画同士接しているくらいの近さなので、お隣を傷つけたりしないように気を付けねばなりません。

 

巻石の解体が完了したところが写真二枚目です。

四方の石がきれいに外されています。

石のサイズは、見ての通りやや古い石ですので、底場は真っ直ぐ切られておらず、高さが不揃いなのですが、幅は4寸、高さは最大で6寸強といったところだと思います。

左右の石は長さ6尺ほどで、これくらいなら職人二人で手で持つことができます。

 

解体が済みましたら、次はこれらの石をきちんと据え直していく作業に入ります。

そのためにも基礎が大事ですね。

キリがよいのでここで稿を改め、次は基礎作業から巻石据え直しについてご報告したいと思います。


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