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新しいお墓を建てるA完成:吐師霊園

2019/03/28



前回、途中までお伝えした工事の続きです。

弊社が位置する奈良県奈良市に隣接する京都府木津川市、吐師霊園というところで、新しいお墓を建てさせていただくというお話でした。

ありがたいことですね。

あらためて触れておきますと、「吐師」は「はぜ」と読むそうです。

難しいです。。

その近辺の地名のようでして、奈良から車で向かうと、道路標識にも「吐師」と記したものが見受けられます。

 

さて、前の記事では石塔を建てるための前段階、納骨室を据えるところまでご報告しました。

墓所区画の中央に穴を掘り、大谷石の納骨室を入れました。

 

この部分を紹介した際に、少しご注意を促しておきましたが、通常の和型石塔の用の納骨室が奥行方向に長い、いわば縦長なのに対し、こちらの納骨室は、やや間口方向に長い横長の作りになっています。

前の記事の写真をご参照いただければ、と存じます。


横長、というのは大部分の洋型石塔の特徴です。

というわけで、今回こちらに立つことになるのは、洋型墓石なのです。

日本の典型的なお墓である和型以外の形状をした石塔を、総じて洋型、さらに形状が凝ったものになるとデザイン墓石と呼んだりしますが、例外的なものを除き、横長であるのが大部分ですね。

正面から見た時に面が広く使えること、安定感があること、などが主な理由でしょうか。

ですので、この納骨室の上に据わる芝台も、それに合わせた形状をしています。

 

写真一枚目は、石塔の手前に来ることになる拝石のための基礎を施しているところです。

奥に見える、逆凸型に刳られた石が芝台です。

これを見てもやはり横長ですね。

この上に台石と竿石が乗ることになります。

さて、和型石塔の芝台ですと、いつも内側に補強用のステンレス金具を取り付けて、その写真も撮影しているのですが、こちらにはそれがありません。

それもそのはず、和型の芝台は普通、四ツ石といって四個の石の部材を組み合わせたものになるのですが、こちらの洋型用芝台は一個ものの石でできています。

それぞれの石が緩んで離れたりしないように、という心配がないわけです。

というわけで作業を続けていきます。

この次は、いつもお馴染みですが、墓所の区画内に草の生えにくい土と玉砂利を施工します。

 

写真二枚目が玉砂利を施工したところです。

土仕上げの墓所というのももちろん存在しますし、それはそれで味があるのですが、玉砂利を敷くと、お墓の感じというのがグッと増してくるような気がいたします。

正面入り口側のくり階段と、奥の芝台の間にある、縁取りがなされた敷石が拝石です。

縁の部分が磨かれ、中央の部分はバーナー仕上げでざらざらになっています。

デザイン的なことに加え、滑り止めの意味もあります。

雨の日など、磨きの石は非常に滑りやすいので、お参りに来られて足を滑らせるというようなことのないように、です。

最後に台石、竿石、花立などの付属品と設置します。

 

写真三枚目、これで出来上がりです。

丸みのあるデザインがなんとも柔らかく、優しい印象を与えますね。

全体的な大きさのバランスもよく、きれいに仕上がったのではないかと思います。

あとはお施主さんに喜んでいただければ何よりです。

吐師霊園での洋型石塔の新規建墓工事、これにて完成です。


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