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彼岸花の季節です

2018/09/26



今日は9月26日、今年の秋彼岸最後の日です。

皆様ご存知のように、お彼岸というのは秋分の日(春なら春分の日)を中日として、その前後一週間の期間のことを指します。

昼と夜の時間が等しくなる時期というわけですね。

お墓参りに行かれた方も多いんじゃないでしょうか。

 

お彼岸頃というのは気候がいいこともあり、この時期をメドにお墓を建てられる、あるいは新規建墓でなくとも、お墓関係の工事をなさる方は多く、一般にお彼岸前は石屋も忙しくなる時期です。

逆にお彼岸中は、お参りの方も多く、あまり騒がしくして邪魔をしてはいけないというので、工事を控えることも多いのですが。

ちなみに業界団体である日本石材産業協会というところでは、秋分の日をお墓参りの日と位置付けて、お墓参り推進運動を行なっています。

お盆も含め、節目節目にお墓に参って、近況をご先祖様に報告するという方も多いと思います。

 

さて、なぜお彼岸にお墓参りをするかというその由来ですが、これは諸説ございます。

最も有力というか、よく知られているのは、お彼岸というのは先に触れたように昼と夜の時間が等しくなる時期でありまして、これをあの世とこの世、此岸と彼岸が最も近付くタイミングと解釈し、仏様と最も近寄れるということで、お墓参りをするのが定着するようになった、というものです。

しかし太陽の運行に基づく季節感というのは、やはり古くからの農耕儀礼の影響を濃厚にうかがわせるもので、仏教以前にさかのぼる暦感覚を読み取る見方もあります。

まあいろんな流れからの習俗や考え方が習合して、今あるような日本的なお彼岸の形が出来上がった、とざっくり言えばそうなるかと思います。

 

この季節、まだ残暑もありますが、ようやく涼しくもなってきたところで、夕方頃にはアキアカネが飛ぶのを見かけるようになりましたね。

夏場にあれほどかまびすしかった蝉時雨もどこへやら。

朝夕は秋の虫の鳴き声が肌に染み入ってきます。

この時期にお墓参りに行くと気持ちいいですよ。

 

そこでようやく本日の記事タイトルの話になるのですが、今は彼岸花の季節でもありますね。

この時期に印象的な真っ赤な花を咲かせるので、その名前が付いたのでしょうが、その形状も相まって、独特の風情がある花です。

畦道や、池や川の傍の傾斜地、そして墓地でもよく見かけます。

先日も、寺墓地の一角で上の写真のように咲いているのを見かけました。


曼殊沙華ともいいます。

これは「まんじゅしゃげ」と読むのが一般的と私は思っているのですが、山口百恵さんは「まんじゅしゃか」と歌っておられました。

どちらの読み方もあるようです。

 

有毒植物でして、田畑の畔に植えられているのは、小動物除けに人為的に植えられた場合が多いんではないか、ということだそうです。

ともあれ鮮やかな赤色で咲いているヒガンバナは、たしかにどこかこの世のものではないような雰囲気をたたえ、お彼岸という季節に独特の彩りを添えます。

私はこの花、好きですねえ。

眺めていて引き込まれるようなところがあります。

意外な場所にさりげなく咲いていたりもしますが、そんな彼岸花を探しにお墓参りに行くというのもまた一興ではないでしょうか。

 

なにやらとりとめのない話になってしまいましたが、とにかくお墓参りにぜひ足を運んでください、ということで締めさせていただきたいと思います。


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