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お墓なんでも相談室
2018/09/04



いよいよ彼岸月に入ってまいりましたね。
9月20日が彼岸の入りで、23日の秋分の日が彼岸の中日となります。
ちなみに秋分の日は、われわれ石屋の業界団体が推進する「お墓参りの日」でもあります。
お彼岸というと、お墓関係の仕事が多い時期なのですが、例年これくらいの頃は秋雨前線や台風が重なり、現場泣かせです。
今年も9月になってすぐ、強烈な台風に見舞われることになりそうですね。
この記事を書いている今が9月4日の午前9時前ですが、刻一刻と台風21号が日本列島に近づいてきています。
どなたもどうかお気を付けください。
さて、先ほど業界団体と申しましたが、お墓関係のそういった団体のひとつに、一般社団法人・日本石材産業協会というものがあります。
お墓を個別のお客さんに売っている石材店だけでなく、石の加工屋さんや卸売業者、建築石材や石材関連分野など、石関係の多くの業種が参加する業界団体です。
まあそれだけですと、業界内輪の話なのですが、その石材産業協会の奈良県支部で先日の日曜日、お彼岸前に合わせて「お墓なんでも相談室」というのを開催いたしました。
もちろん料金をいただくようなものではなく、お墓のことで相談したいこと、悩んでいることなどあれば、石材産業協会奈良県支部加盟の各社が、お墓のアドバイザーとして、営業行為など一切抜きでお話を伺います、というものです。
本当は当ホームページでも事前告知できればよかったのですが、すっかり失念しておりまして、事後報告だけとなってしまいました。。
開催されたのは9月2日(日)の午後2時からで、会場はホテル日航奈良の四階「羽衣」でした。
上の写真のように会場をしつらえてあります。
昨年も同時期に、このときは奈良のお隣の生駒市で行ないました。
その際はわれわれ加盟店による相談だけだったのですが、今回はご相談以外でも、一般の方に有益な情報が提供できれば、ということで、「終活」や「お墓のお手入れ」などをテーマにした講演会もプログラムに組み込まれました。
いずれもなかなか具体的、実践的な内容でして、来ていただいた方にはお墓に関する濃密な時間を過ごしてもらえたんじゃないかと思います。
実際の相談内容となると、プライベートな部分もありますので、ここで詳細を書くわけにはまいりませんが、やはりお墓に関する悩みを持って、しかもどこに相談すればよいかわからないという方は、一定おられるのだなと感じました。
何事も案ずるより産むが易い、とは申しますが、来てくださった相談者の方々いずれも、お話の後ではかなりスッキリされたような表情をしていたのが印象的で、それなりにお役に立つことができたかな、などと思ったりします。
墓石屋、、石材店というと、なんとなく敷居が高いというイメージがあったりするかと想像されますが、もしお墓についてのお悩みがおありでしたら、気軽に足を運んでいただけると、お応えできることも結構あるかとは思います。
商売抜きでお墓についてのご相談を聞くというのは、初心に帰らされる部分もあり、こちらとしても勉強させていただくことが多かったです。
あらためて、供養をめぐる人の心に寄り添い、そのお手伝いをするのが、この仕事の本質であるということも再認識しました。
また明日からの仕事に生かしていきたいと思います。
