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お墓の生物:カメ
2018/06/30


暖かくなって、お墓でもいろんな生き物を見かけるようになりましたー、とか思い始めてから結構経ったように思います。
もう夏の入口ですもんね。
早くも関東甲信では梅雨明けが宣言されたそうで、盛夏を思わせる危険なほどの暑さを感じるようにもなってきました。他方、こちらはまだ梅雨らしい嫌な天気も残って、息苦しい感じもしますね。
春先はいろんな生き物、草花の芽吹きといった趣きがあるのですが、今のシーズンはまさに繁茂していく最中といった印象があります。
墓地なんかでも、ちょっと目を離すと、こないだまで普通に歩けていたところが雑草に覆われていたりね。
放置されている区画など、一角まるまる雑草が生い茂って藪のようになっており、そこでゴソゴソと生き物が動く音がしたりすると、ドキッとします。
そんな最近、お墓で見つけた生き物が上の写真。
はい、カメです。
新規建墓があったところで、仕上げに向かっていたところ、墓地の参道の端に見つけました。
最初に発見したのは、軽トラックを運転してくれていた職人で、石かと思っていたのにいきなり動いたのでびっくりした、と言っていました。
墓地の狭い参道をミラー見ながらバックしているところ、大きめの石ころが突然動いたらそりゃびっくりですね。
非常に気持ちよく晴れわたった朝一番だったので、日向ぼっこにでも出ていたのでしょうか。
多分クサガメというやつではないかと思いますが、種類の判別には自信がありません。。
詳しい方おられましたら、是非ご教示ください。
ともあれこの近辺は田んぼやため池など多く、カメなんかには住みよいのかもしれません。
うちの近所でもたまに見かけますね。
ひどい話ですが、ときどき車にひかれているのを発見することもあります。
夏場はやはり爬虫類を目にする機会が増えますね。
墓地の石が入り組んでいるあたりなど、トカゲの格好の棲家といった趣きですし、弊社近くの宝来墓地の草むらには、以前から大きなアオダイショウが住んでいます。
見かけるとギョッとしますね。
まあこちらからちょっかいをかけない限り、積極的に悪さをするわけではないので、特に害はありません。
この季節、お墓で仕事をしていて一番嫌なのは、なんと言っても蚊です。
またお墓というのは、そばに池とか湿地とか、蚊の発生源になりそうな場所があることが多いんですよね。
こればかりは仕方ありませんが。
なにか愚痴みたいになってきました。。
カメですが、仕事をしているうちにいつの間にか見えなくなっていました。
そんなに長時間目を離していたわけではないんですけどね。
周辺をひと通り探してみましたが、どこへ消えたものか、すっかり足取りをつかめなくなっていました。
カメも意外と足が速いのですかね。
もしクサガメだとすると、最近は環境破壊や乱獲のせいで個体数がだいぶ減ってきているとのことです。
しっかり生き延びてほしい、そんなことを思ったりもした天気のいい朝でした。
