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地震
2018/06/21

今週の月曜日、近畿地方で大きな地震がありました。
大阪で最大震度6弱とのことでした。
私どもが店を構える奈良市は震度4と発表されていまして、われわれも強い揺れを感じました。
いきなりドンという縦方向の衝撃を感じまして、一拍置いてからぐらぐらと上下左右に振られるような振動が来た、という感じだったように記憶しております。
正式名称かどうかはわかりませんが、大阪府北部地震と通称されるようになっているみたいですね。
奈良で震度4というと、あの阪神大震災以来のことではないかと思います。
一瞬、南海トラフ地震がついにやってきたかと考えましたが、どうやら内陸の断層に関わる地震のようです。
マグニチュード6.1という地震の規模に比べ、震度が軒並み高くなったのは、震源が浅かったからではないかという推測もあるみたいです。
今回は阪神大震災のように未明の時間帯ではなく、また日本社会全体としても、地震への意識が格段と高くなっている中でのことですので、私自身も比較的落ち着いていられましたが、震度6〜7となると私個人としては想像できない世界です。
とにかく普段からの防災意識が問われると、痛感しました。
とはいえ奈良では、少なくとも私の周辺では、幸いにも大きな被害はなかったようです。
会社のホワイトボードの前に置いてあった写真ボードが落ちたのと、庭に飾ってある一輪挿し風のオブジェがこけたくらいですかね。
上の写真にあるのがそれです。
これが最も大きな被害だったでしょうか。。
と申し上げておりましたら、近くの神社からご連絡をいただきまして、敷地の一角にある灯籠が倒れたとのこと。
これは後で修理させていただくことになりました。
他にも、一段落してから、灯籠が倒れたとか、お墓が傾いたとか、ご相談を寄せていただくようになりました。
また、近鉄電車がすべてストップしてしまっているようで、踏切の影響でしょうか、当日は近くの各所でちょっとした渋滞が発生していました。
たまたま友人の一人に会ったのですが、彼は出勤途中だったのが、弊社の最寄り駅で電車から降ろされ、ブラブラとうちの方まで歩いてきたと言っていました。
おかげで懐かしい顔を見ることができたわけですが、あちこちでいろんなことが起こってそうですね。
地震という災害の影響力の強さを考えさせられます。
大阪を筆頭に、揺れのひどかった地域では、大規模な停電や水道管破裂なども生じ、亡くなった方も出ているとニュースになっています。
ブロック塀については、社会問題化したとも言えそうです。
災害の初期は、情報が錯綜するものですが、とにかく怪我人、犠牲者が一人でも少なくなることを祈ります。
原発に異常がなかったらしいのだけが、ひとまず安心できるところと言えるでしょうか。
当日、私は朝一番で、現場でのお客様との打ち合わせがあったため、近くの墓地に向かいましたが、簡単に見渡した限りは、倒れているお墓などなさそうでした。
しかし震度6となると、お墓の倒壊も結構生じているんじゃないかと懸念しましたし、実際その後ご相談をいただくことにもなったわけです。
北摂を中心にした地域はなおのことではないかと想像されます。
また、一見そう見えなくても、バランスの崩れたお墓があるかもしれませんし、まだまだ余震が来る可能性もありますので、何かご用でお墓に近づく際はどうかお気を付け下さい。
われわれも現場で作業する際は、今まで以上に注意しなければならないと、気を引き締めました。
安全第一です。
皆さまもどうか、まだしばらくはお気を付け下さい。
