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2024-03-06
今回ご紹介するのは、お墓の撤去工事です。
いわゆる墓じまいという作業です。
もともとあったお墓をなくしてしまうということで、我々石屋からすれば少し寂しいことではありますが、お客様から依頼された大事な仕事であることには違いありません。
今回の舞台となるのは、白毫寺町にある寺山霊苑です。
奈良の市営墓地です。
かなり大きな墓地で、奈良市は毎年11月に墓所区画の使用者を募りますが、その際の中心になるのもこちらの寺山霊苑です。
では現場をご案内しましょう。
次のような区画です。
霊園の敷地の中でもかなり奥まった区域に、洋型の石碑が建てられています。
墓石本体、台石ともにかなり大きなサイズのものですね。
区画自体は間口2メートル×奥行2メートルと、市営墓地の標準寸法です。
さて、奈良市が管理運営している墓地の場合、墓じまいに際しては全撤去が原則となります。
区画のなかの墓石を解体搬出するだけでなく、区画を囲っている巻石も撤去し、その場所を完全に更地にしなければなりません。
事前に必要な手続きとしては、墓地使用権の返還手続き、そしてお墓に入れられているお骨を別の墓地や納骨堂などに持っていくためには、改葬許可証が必要ですので、改葬許可申請をしなければなりません。
それらの手続きを終えると、工事に入ることができます。
では実作業をご報告してまいりましょう。
墓じまい=お墓の撤去というのは、その場に立っている石をバラバラにして、周辺の他の墓所にぶつけたりしないように慎重に運び出す、と基本的にはこの手間に尽きる話なのですが、今回は場所が場所でして、搬出には相当手がかかりました。
というのもこの区画、霊園の一番奥の方にあるというだけでなく、急勾配の階段をクリアしなければいけません。
上り下りするだけでもちょっと怖い、というくらいの階段です。
正直、市営墓地という公共施設でありながら、これだけ急な階段はどうなのか、と思わないではないのですが、これが作業条件である以上は立ち向かうしかないわけですね。
石塔の竿石なんかはできれば壊すことなくそのまま運び出したいところで、あれだけのサイズの竿石を2、3人で肩で担って階段を降りるのは無理があります。
どうしてもキャタピラ運搬車を通したいところです。
そこでそのための足場を作ります。
この現場は、こちらの足場作りがクライマックスと言ってもいいくらいで、これができましたら石塔を解体し、巻石を解体し、バラバラにした部材を運び出して、近くに停めたトラックに積んでいきます。
墓所を更地に戻し、整地すれば作業完了。
何事も段取り八分と申しますが、こういった現場ではそんな慣用句を実感しますね。
無事に作業が終わりまして何よりです。
足場も解体して撤収します。
寺山霊苑での墓じまい、墓所の撤去工事、これにて終了です。
奈良をはじめ、近隣地域でのお墓工事のご用命は池渕石材まで。
お墓のリフォーム工事も新規建墓も、あるいは戒名彫刻から墓じまいまで、お墓のことなら何でもご相談承っております。
奈良市の市営墓地での工事も、もちろんお任せください。
また、水・虫の入らない特許構造のお墓「信頼棺®」は、奈良市内では弊社のみが取り扱っております。
ご興味のある方はお気軽にご連絡ください。
右下の「詳細はこちら」よりお問い合わせフォームが開きますので、そちらも是非ご利用ください。
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今回ご紹介するのは、お墓の撤去工事です。
いわゆる墓じまいという作業です。
もともとあったお墓をなくしてしまうということで、我々石屋からすれば少し寂しいことではありますが、お客様から依頼された大事な仕事であることには違いありません。
今回の舞台となるのは、白毫寺町にある寺山霊苑です。
奈良の市営墓地です。
かなり大きな墓地で、奈良市は毎年11月に墓所区画の使用者を募りますが、その際の中心になるのもこちらの寺山霊苑です。
では現場をご案内しましょう。
次のような区画です。
霊園の敷地の中でもかなり奥まった区域に、洋型の石碑が建てられています。
墓石本体、台石ともにかなり大きなサイズのものですね。
区画自体は間口2メートル×奥行2メートルと、市営墓地の標準寸法です。
さて、奈良市が管理運営している墓地の場合、墓じまいに際しては全撤去が原則となります。
区画のなかの墓石を解体搬出するだけでなく、区画を囲っている巻石も撤去し、その場所を完全に更地にしなければなりません。
事前に必要な手続きとしては、墓地使用権の返還手続き、そしてお墓に入れられているお骨を別の墓地や納骨堂などに持っていくためには、改葬許可証が必要ですので、改葬許可申請をしなければなりません。
それらの手続きを終えると、工事に入ることができます。
では実作業をご報告してまいりましょう。
墓じまい=お墓の撤去というのは、その場に立っている石をバラバラにして、周辺の他の墓所にぶつけたりしないように慎重に運び出す、と基本的にはこの手間に尽きる話なのですが、今回は場所が場所でして、搬出には相当手がかかりました。
というのもこの区画、霊園の一番奥の方にあるというだけでなく、急勾配の階段をクリアしなければいけません。
上り下りするだけでもちょっと怖い、というくらいの階段です。
正直、市営墓地という公共施設でありながら、これだけ急な階段はどうなのか、と思わないではないのですが、これが作業条件である以上は立ち向かうしかないわけですね。
石塔の竿石なんかはできれば壊すことなくそのまま運び出したいところで、あれだけのサイズの竿石を2、3人で肩で担って階段を降りるのは無理があります。
どうしてもキャタピラ運搬車を通したいところです。
そこでそのための足場を作ります。
この現場は、こちらの足場作りがクライマックスと言ってもいいくらいで、これができましたら石塔を解体し、巻石を解体し、バラバラにした部材を運び出して、近くに停めたトラックに積んでいきます。
墓所を更地に戻し、整地すれば作業完了。
何事も段取り八分と申しますが、こういった現場ではそんな慣用句を実感しますね。
無事に作業が終わりまして何よりです。
足場も解体して撤収します。
寺山霊苑での墓じまい、墓所の撤去工事、これにて終了です。
奈良をはじめ、近隣地域でのお墓工事のご用命は池渕石材まで。
お墓のリフォーム工事も新規建墓も、あるいは戒名彫刻から墓じまいまで、お墓のことなら何でもご相談承っております。
奈良市の市営墓地での工事も、もちろんお任せください。
また、水・虫の入らない特許構造のお墓「信頼棺®」は、奈良市内では弊社のみが取り扱っております。
ご興味のある方はお気軽にご連絡ください。
右下の「詳細はこちら」よりお問い合わせフォームが開きますので、そちらも是非ご利用ください。