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墓じまい・墓所の撤去工事:宝来墓地

2023-11-20

墓じまい・撤去
墓石・お墓の池渕石材工業 実績画像

今回はまたお墓の撤去工事、墓じまいのご報告となります。

現場となる墓所は、弊社にとっては地元の中の地元である宝来墓地です。

早速ですが現場をご案内しましょう。

次のような区画です。

 

 

白御影石の芝台が付いた黒い石塔を中央に、左右にお地蔵様と小石塔が配されているという墓所です。

こちらの墓じまいにつきましては、全撤去を行ないます。

区画の中の石塔類だけでなく、区画を囲っている巻石まで解体撤去して更地にするということです。

さて、この墓所の撤去について注意すべきは、墓石本体だけでなく、墓所の裏側の構造です。

少し角度を変えた写真をご覧いただきましょう。

 

 

ほぼ真横から、区画の後ろがわかるように撮った写真ですが、向かって右側、傾斜地になっている低さをカバーするように、間知石(けんちいし)が擁壁の役割を果たすように組まれ、その上に裏の巻石が乗っているのがおわかりになるでしょう。

ひと口に墓所の全撤去と言っても、この間知石まで運び出してしまっては、土留めとなるものがなくなってしまいます。

そこで巻石については解体撤去する一方、この間知石は残して、天端のモルタルは平坦に塗り直す、という形で施工することとなりました。 

 

さて、墓じまいの場合は大抵そうですが、まずお施主さんと予定を合わせ、お寺さんにお墓の魂抜きをしていただいた後に、墓石屋が補助をしてお骨を取り出します。

なお、お墓から取り出したお骨を別の墓地や、寺院の永代供養等に持っていく場合は、「改葬」という扱いになり、改葬許可証という書類が必要になりますので、墓じまいをご検討の際はご留意ください。 

 

お墓の魂抜きが済み、お骨も取り出して空っぽの状態になりますと、残すは解体工事となります。

石材店の本番というわけですね。

石塔の解体、解体してバラした部材の搬出と、順々に進めてまいります。

 

 

写真は真ん中の石塔の芝台のみ残っているという状況です。

これももちろん解体しますし、続いては区画内に敷かれた砂利も出します。

こちらは全撤去ですので、巻石も外して運び出しますし、そうなると巻石で囲われていた内側の土も出さねばなりません。

全撤去工事となると、意外と曲者なのがこの土なんですよね。

お墓の土というのは、入れる時によく締めてありますので、削土して外に出すと膨らみます。

見た目以上の体積になって、残土処分の量が結構なものになる、ということもザラです。

ともあれそういったすべてを撤去して、区画を平らにし、作業完了となったところが次です。

 

 

きれいに墓所が撤去されました。

奥の方に少し、土の色ではない灰色が見えている部分がありますが、こちらは先に触れたように、残しておいた間知石の天端を仕上げ直したもので、これをもってこの現場でのすべての仕事が終了。

宝来墓地での墓じまい、墓所の撤去工事、これにて完了です。

 

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