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2023-11-18
私どもは墓石屋ですので、やはり新しいお墓を作れると嬉しいというところがあります。
というわけで今回は石塔の新規建立工事のご紹介です。
ありがたいことです。
場所は弊社から車で五分、世界遺産・唐招提寺からもほど近い大きな共同墓地、五条西山共同墓地です。
今回は、石塔を建てるだけでなく、そもそもの墓地案内から弊社で担当させていただいたというお客様でした。
こちらの地域に所縁のあった方ということで、五条西山共同墓地をご案内したところ気に入っていただけ、とんとん拍子に墓地使用契約、さらに弊社で墓石を建立させていただけるということになりました。
では現場をご覧いただきましょう。
次のような区画です。
やや横長で、一坪ほどの大きさの区画です。
現状は使用者がいない墓地管理区画となっていますが、元はおそらく親戚や兄弟同士で隣り合ってお墓を建てられるようにということで、中仕切りが入れられているのだと思います。
参道に面していて開放感もあるところが、今回のお客様には好印象だったのかなと拝察します。
無論、施工の際に中仕切りは撤去します。
さて、完全に新規で墓石を検討される場合は、区画に何種類かのサイズの墓石を入れた図面を作り、どのような仕上がりになるか確認していただいた上で、実際に建てるお墓を決めてもらいます。
今回は和型墓石、8寸角の神戸型で芝台付き、傍らには霊標も建てるという形でご発注いただくことになりました。
立派な墓所に仕上がると思います。
お客様とは、お墓に刻む文字をどうするかといった相談も進めていくわけですが、そういった打ち合わせが完了し、手配していた墓石が届きますと、お客様のご希望通りに彫り入れを施し、現場に搬入して据え付けていくことになります。
といってもいつもながら、いきなり墓石本体を組んでいくわけではありません。
まずは石塔の下、納骨室を作る必要があります。
まずは中仕切りの石を撤去しまして、石塔が立つ位置に合わせて土を掘り下げます。
穴掘りが終わりますと、そこに基礎杭を打ち込み、その上にクラッシャー(砕石)とメッシュ筋を施工、さらにその上に白御影石の石棺をセメントで据え付けていきます。
お骨が安置される場所ですので、内側にはきれいな砂を敷きます。
最初の写真と見比べて、納骨室の位置が少し左寄りではないかと思った方は鋭いです。
向かって右側には霊標が立ちますので、石塔は少し左に詰めてあります。
この納骨室の上に芝台を組みます。
いきなり「芝台」と言われても何のことやら、という方もおられるかもしれませんね。
和型墓石というのは普通、竿石・上台・下台の三段で一式なのですが、最近はその下にさらに一段台石を追加することが増えています。
下台のさらに下に置かれるその台石を芝台と呼びます。
写真が芝台です。
芝台は下台を支え、水鉢や花立などもその上に置かれる非常に大きなものですので、一個ものの石ではなく四ツ石で作られることがほとんどです。
写真でもよく見れば石の継ぎ目がわかるかと思います。
それぞれの石が簡単に外れたりしないように、内側からはステンレスの金具で補強しているのもおわかりになるかと思います。
その上に置かれているL字型の白いものは、地震対策の免震パッドです。
地震対策を施すのも、昨今の新しいお墓では標準的なオプションとなっていますね。
芝台付の和型墓石の場合、芝台/下台の間、下台/上台の間、上台/竿石の間と計3組使用することになります。
芝台が固定したら、各部材を順番に据え付けていきます。
石塔の横には霊標が置かれます。
霊標台からステンレスの芯棒が飛び出している光景も、これまで何度かご紹介してきたかと思います。
霊標本体やそれを支える下駄台にも穴が開けられていまして、設置する際にはこの芯棒を通して固定します。
これは多少なりと霊標が倒れにくくなるように、という工夫でして、弊社では「転倒防止施工」と呼んでいます。
墓石および霊標がこうして出来上がりに近付いてまいりますと、区画内の仕上げ作業も行ないます。
草の生えにくい土の施工です。
これは一見普通の土のように見えますが、たっぷりの水で締めると非常に堅くなり、雑草が根を定着させにくくなるというものです。
お庭などにも使っていただけます。
お墓参りの際の草むしりはかなり楽になるはずです。
これも昨今の新規墓石工事では、標準的な施工とさせていただいております。
その施工に使った水が引いたら、最後に玉砂利を敷いて作業完了となります。
8寸角芝台付の神戸型墓石、傍らには霊標という立派な墓所が姿を見せました。
新しい墓石はやはり輝いていますね。
工事をする側としても、出来上がりに顔がほころぶといった感じです。
五条西山共同墓地での新しいお墓の建立工事、これにて完成です。
奈良をはじめ、近隣地域でのお墓工事のご用命は池渕石材まで。
お墓のリフォーム工事も新規建墓も、あるいは戒名彫刻から墓じまいまで、お墓のことなら何でもご相談承っております。
また、水・虫の入らない特許構造のお墓「信頼棺®」は、奈良市内では弊社のみが取り扱っております。
ご興味のある方はお気軽にご連絡ください。
右下の「詳細はこちら」よりお問い合わせフォームが開きますので、そちらも是非ご利用ください。
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私どもは墓石屋ですので、やはり新しいお墓を作れると嬉しいというところがあります。
というわけで今回は石塔の新規建立工事のご紹介です。
ありがたいことです。
場所は弊社から車で五分、世界遺産・唐招提寺からもほど近い大きな共同墓地、五条西山共同墓地です。
今回は、石塔を建てるだけでなく、そもそもの墓地案内から弊社で担当させていただいたというお客様でした。
こちらの地域に所縁のあった方ということで、五条西山共同墓地をご案内したところ気に入っていただけ、とんとん拍子に墓地使用契約、さらに弊社で墓石を建立させていただけるということになりました。
では現場をご覧いただきましょう。
次のような区画です。
やや横長で、一坪ほどの大きさの区画です。
現状は使用者がいない墓地管理区画となっていますが、元はおそらく親戚や兄弟同士で隣り合ってお墓を建てられるようにということで、中仕切りが入れられているのだと思います。
参道に面していて開放感もあるところが、今回のお客様には好印象だったのかなと拝察します。
無論、施工の際に中仕切りは撤去します。
さて、完全に新規で墓石を検討される場合は、区画に何種類かのサイズの墓石を入れた図面を作り、どのような仕上がりになるか確認していただいた上で、実際に建てるお墓を決めてもらいます。
今回は和型墓石、8寸角の神戸型で芝台付き、傍らには霊標も建てるという形でご発注いただくことになりました。
立派な墓所に仕上がると思います。
お客様とは、お墓に刻む文字をどうするかといった相談も進めていくわけですが、そういった打ち合わせが完了し、手配していた墓石が届きますと、お客様のご希望通りに彫り入れを施し、現場に搬入して据え付けていくことになります。
といってもいつもながら、いきなり墓石本体を組んでいくわけではありません。
まずは石塔の下、納骨室を作る必要があります。
まずは中仕切りの石を撤去しまして、石塔が立つ位置に合わせて土を掘り下げます。
穴掘りが終わりますと、そこに基礎杭を打ち込み、その上にクラッシャー(砕石)とメッシュ筋を施工、さらにその上に白御影石の石棺をセメントで据え付けていきます。
お骨が安置される場所ですので、内側にはきれいな砂を敷きます。
最初の写真と見比べて、納骨室の位置が少し左寄りではないかと思った方は鋭いです。
向かって右側には霊標が立ちますので、石塔は少し左に詰めてあります。
この納骨室の上に芝台を組みます。
いきなり「芝台」と言われても何のことやら、という方もおられるかもしれませんね。
和型墓石というのは普通、竿石・上台・下台の三段で一式なのですが、最近はその下にさらに一段台石を追加することが増えています。
下台のさらに下に置かれるその台石を芝台と呼びます。
写真が芝台です。
芝台は下台を支え、水鉢や花立などもその上に置かれる非常に大きなものですので、一個ものの石ではなく四ツ石で作られることがほとんどです。
写真でもよく見れば石の継ぎ目がわかるかと思います。
それぞれの石が簡単に外れたりしないように、内側からはステンレスの金具で補強しているのもおわかりになるかと思います。
その上に置かれているL字型の白いものは、地震対策の免震パッドです。
地震対策を施すのも、昨今の新しいお墓では標準的なオプションとなっていますね。
芝台付の和型墓石の場合、芝台/下台の間、下台/上台の間、上台/竿石の間と計3組使用することになります。
芝台が固定したら、各部材を順番に据え付けていきます。
石塔の横には霊標が置かれます。
霊標台からステンレスの芯棒が飛び出している光景も、これまで何度かご紹介してきたかと思います。
霊標本体やそれを支える下駄台にも穴が開けられていまして、設置する際にはこの芯棒を通して固定します。
これは多少なりと霊標が倒れにくくなるように、という工夫でして、弊社では「転倒防止施工」と呼んでいます。
墓石および霊標がこうして出来上がりに近付いてまいりますと、区画内の仕上げ作業も行ないます。
草の生えにくい土の施工です。
これは一見普通の土のように見えますが、たっぷりの水で締めると非常に堅くなり、雑草が根を定着させにくくなるというものです。
お庭などにも使っていただけます。
お墓参りの際の草むしりはかなり楽になるはずです。
これも昨今の新規墓石工事では、標準的な施工とさせていただいております。
その施工に使った水が引いたら、最後に玉砂利を敷いて作業完了となります。
8寸角芝台付の神戸型墓石、傍らには霊標という立派な墓所が姿を見せました。
新しい墓石はやはり輝いていますね。
工事をする側としても、出来上がりに顔がほころぶといった感じです。
五条西山共同墓地での新しいお墓の建立工事、これにて完成です。
奈良をはじめ、近隣地域でのお墓工事のご用命は池渕石材まで。
お墓のリフォーム工事も新規建墓も、あるいは戒名彫刻から墓じまいまで、お墓のことなら何でもご相談承っております。
また、水・虫の入らない特許構造のお墓「信頼棺®」は、奈良市内では弊社のみが取り扱っております。
ご興味のある方はお気軽にご連絡ください。
右下の「詳細はこちら」よりお問い合わせフォームが開きますので、そちらも是非ご利用ください。