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池渕石材工業の
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墓じまい・墓所の撤去工事:南山墓地

2023-11-05

墓じまい・撤去
墓石・お墓の池渕石材工業 実績画像

今回ご紹介する施工事例は、お墓の撤去工事です。

いわゆる墓じまいですね。

われわれのメインの仕事はお墓を作ることであると自認してはおりますが、墓じまいも石屋の仕事の通常レパートリーになってるな、というのはあらためて感じます。 

 

ではどこの墓地での作業かと申しますと、奈良市の七条西町にある南山墓地というところです。

こちらの南山墓地は興味深いところでして、ひとつの敷地の中に奈良市の市営墓地区画と地域の共同墓地区画が混在しています。

まったく出鱈目に混在しているわけではなく、この部分は市営、この部分は共同墓地、という棲み分けはあるのですが、このような状態になった歴史的経緯が知りたいものだといつも思っております。 

 

さて、今回ご紹介する撤去区画をご案内しましょう。

次のようなところです。

 

 

南山墓地の市営区画は、間口2メートル×奥行2メートルの4平米というのが基本です。

こちらもそのサイズの区画に巻石が置かれ、中には9寸角の石塔と霊標がたっているというオーソドックスな墓所です。 

 

いつもご案内していることですが、墓じまいには大きく分けて2種類あります。

巻石の内側にある墓石や霊標だけを撤去すればよいケースと、巻石も含めて全撤去し区画の敷地を更地にするケースとです。

墓地の使用規則で定められているところ、その都度その都度の判断になるところ、といろいろありますが、奈良市営墓地の場合は墓じまいにあたっては一律に更地に戻すよう決められています。 

 

では工事の部分に入っていきましょう。

事前に魂抜きをしている墓石から解体、搬出していきます。

 

 

 

ちなみにですが、納められていたお骨は作業の前に出してあります。

魂抜き法要を終えてから、お墓を開けてお骨を取り出し、お施主さんにお渡しするというのが通常のパターンです。

今回は、大阪のお寺の永代供養に持っていかれるとのことでした。

なお、お骨の改葬先が決まっていない場合は改葬許可証を出してくれないという自治体も結構あると聞いております。

墓じまいを検討されるについては、改葬先のことを考えておいてください。

 

 

納骨室を撤去し、さらに区画を囲っていた巻石も解体して運び出した状態が上の写真です。

こちらの墓所は比較的余裕がありましたが、隣接する区画の巻石同士の距離がゼロに近い、ほとんど接しているという区画も場所によってはありまして、そういうところでは隣の石に当てないように解体する技術が問われます。

さて、更地にする作業はほぼ完了しましたが、このまま荒れた状態にしておけませんので、最後に整地作業を行ないます。

 

 

これで終了です。

まるで新規に供される区画のようになりました。

今度は新たな使用者さんのために墓石を建立しに来られるといいなと思います。

ともあれ奈良市営南山墓地での墓じまい、墓所の撤去工事、これにて完了です。

 

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