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巻石のリフォーム工事:宝来墓地

2023-10-30

お墓のリフォーム
墓石・お墓の池渕石材工業 実績画像

今回ご紹介する施工事例は、巻石のリフォーム工事です。

巻石、というのはそれぞれのお墓の区画を囲っている石のことです。

各墓所の敷地は、この石で囲まれた部分ですよ、ということを表示するものですね。

外柵と呼ばれることもあり、普通の延石の上に玉垣を巡らせたものや、玉垣の中にさらに石製の塔婆立を組み込んだものなど、凝った墓所もさまざまにありますが、区画を囲う石という基本は同じです。 

 

本日の現場となるのは、弊社から最も近くにある地元の中の地元、宝来墓地です。

どのような区画をリフォームするのか、まずは写真をご覧いただきましょう。

次のようなところです。

 

 

既に前石が外れてしまっています。

それ以外にも、緩みや傾きなどが見受けられました。

さらに元々設置されたのは比較的以前になるのか、巻石同士を繋げるステンレスの補強金具も入れられていないようですので、これも今回のリフォームの対象となります。 

 

また、これは右隣の墓所と見比べていただくと、なんとなくわかるかと思うのですが、下階段が少し奥に引っ込んでしまっているのが窺えます。

これを間知石(けんちいし)、つまり延石を支える下の石組みのことですが、これに合わせたラインまで手前に引き出すことも今回の作業のうちです。

なお、間知石については解体を行なわずそのままにしておき、上に巻かれている延石についてのみ解体復元工事を行ないます。 

 

では早速巻石の解体からです。

 

 

巻石に加えて下階段まで解体したところが上の写真です。

間知石の天端がむき出しになっている状態ですね。

ここをきれいにしてセメントを敷き、巻石を組み直していくのが基本的な工程です。

ただ、外したものをそのまま据え直すのではなく、先に触れたように補強金具を取り付ける必要がありますので、アンカーを打ち込むための穴を延石に開けたり、実際にアンカーを打ち込んだりします。

その上で下階段を据え付け、延石をきれいに巻き直します。

 

 

上の写真が、延石を組み直したところです。

最初の写真でも緩んでいるのがはっきり見えていた箇所が、しっかりと隙間なく据えられ、金具も追加されているのがわかります。

これで残すは仕上げのみという状態です。

内側の土を均し、さらにその上に固まらないタイプの草の生えにくい土を敷いて整地すれば作業完了です。

 

 

きれいに仕上がりました。

当初の状態と比較して、下階段も少し前に引き出されているのがおわかりになるかと思います。

まだ墓石の建立されていない区画ですが、将来的に建碑もわれわれで行なうことができればというところです。

ともあれ宝来墓地での巻石のリフォーム工事、これにて完成です。

 

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