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墓標の交換工事:秋篠西迎寺墓地(大墓)

2023-08-30

新規建墓・建立お墓のリフォーム
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本日ご紹介する施工事例は、墓標の交換工事です。

墓標というのは、つまり墓の印となっている石のことですが、今回はなぜ石塔や墓石と区別して墓標という表現を使っているかというのは、実際にご覧いただければおわかりになるかと思います。

そこでまず現場のご案内ですが、墓地は秋篠町にある西迎寺さんというお寺が管理しておられる、秋篠西迎寺墓地。

秋篠大墓という呼び方でも親しまれている墓地です。

そしてそちらにある現場墓所が次のようなところです。

 

 

頭が三角形になっていることからも想像がつくかと思いますが、神道形式のお墓です。

一般的な石塔や和型墓石と違うというのは一目瞭然ですね。

そもそも石塔の「塔」というのは、そもそもは仏教に由来する用語ですので、神道式のお墓に用いるのは正しくないかもしれません。 

 

この墓標となっている石を交換するわけですが、どういうことかと申しますと、向かって右側の墓標は個人墓として建てられています。

このほど、その方の奥様も亡くなって、同じ墓標石にお名前を刻もうということになったのですが、正面いっぱいにご主人の名前が刻まれているのを一旦削って消し、そこに新たに彫り直すといった加工手間をかけるなら、新たな墓標石を製作してもそれほど費用は変わらないことをご説明しまして、新規の墓標に交換していただく運びとなりました。 

ちなみに納骨はどうなっているのかと言いますと、墓標の前に置かれた板石の下に納骨室が作られており、蓋を兼ねた板石を持ち上げるとお骨を入れられるという仕組みになっています。 

 

では実作業の方に移りますが、事前に行なったお墓の魂抜きの際にお預かりした、お清めの米・塩・酒を墓所にまきます。

 

 

このあたりも神道式ですね。

こうしておいてから、向かって右側の墓標を撤去します。

一本の長い石ですので、解体というわけではなく、シンプルに土の中から引き抜くという感じです。

作業としては、長い石を周辺の墓所などにぶつけないよう気を付ける以外は、比較的簡単な仕事と言えそうです。

 

 

続きまして、古い墓標を撤去した後に新しい墓標を差し込んで据え付ければ、主要な作業は完了です。

 

 

神道式にご夫婦の名前を並べて彫った新しい墓標がこのように立ちました。

ちなみに「大人命」は「うしのみこと」、「刀自命」は「とじのみこと」と読み、それぞれ男性と女性に付けられる尊称です。

神道系でも宗派によって呼び名はこれらに限られるわけではありません。

いろいろ調べて勉強するのも面白そうですね。 

 

ともあれこれでご夫婦仲よく眠っていただける墓所となりました。

秋篠西迎寺墓地での墓標の交換工事、これにて完成です。

 

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