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お墓・墓石など設置工事の実績紹介

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墓じまい・墓所の撤去工事:奈良市営東山霊苑

2023-08-04

墓じまい・撤去
墓石・お墓の池渕石材工業 実績画像

今回ご紹介する施工事例は、お墓の撤去工事です。

現在立っているお墓を解体して、なくしてしまうという作業ですね。

いわゆる墓じまいです。

 

現場となるのは奈良市営墓地の一つ、東山霊苑です。

奈良市では現在、新しい火葬場が稼働していますが、数年前まで使用されていた旧火葬場の周囲に広がる昔からの墓地です。

どういう経緯で市営墓地になったのかは存じませんが、市制施行のはるか以前からある墓地なのは間違いありません。

ちなみに旧火葬場の建屋は解体工事が行なわれて、かつて火葬炉などがあった場所は現在では墓参者用の駐車場になっています。 

 

さて、お墓の解体撤去工事については、主に二種類に分かれると、これまでも幾度か申し上げたかと思います。

つまり、お墓の敷地を囲っている巻石等は残して石塔や霊標など区画内にあるものだけを撤去するパターンと、巻石まで撤去して敷地を完全に更地にしてしまうパターンの二種類です。

奈良市の市営墓地の場合は、使用規定によって、墓地使用権を返還する場合は全撤去が必要という風に定められております。

ですので今回も墓所に何も残さず搬出するということになります。 

 

では現場をご案内いたしましょうか。

次のような墓所です。

 

 

写真は石塔と霊標の本体を解体撤去したところですね。

元はここに洋型墓石が立っていました。

巻石と、石塔の下の納骨室、霊標を支えていた下駄台などが残っていますね。

お骨は事前に採骨して、お施主さんに引き渡してあります。

なお、ご遺骨を元の墓地から別の墓地ないし納骨堂などに移動して納骨する場合は、法的に「改葬」という扱いになり、「改葬許可証」という書類を取ってもらうことが基本的に必要となります。

お墓の撤去工事、墓じまいをご検討のお客様は、改葬手続きについても事前に調べておいていただくのがよいかと存じます。

もちろんお問い合わせいただきましたら、お客様の状況に合わせて段取りをご説明いたします。 

 

さて、作業の方は引き続き、巻石や納骨室の解体を進めてまいります。

 

 

巻石、巻石と申し上げていますが、こちらの区画の場合、正確には石ではなくコンクリートブロックが並べられています。

外柵ブロックと呼ぶのがより正しいですかね。

こちらの市営墓地は森のような中に墓地が広がっているところですので、お墓の上には落ち葉が多く、足元にはいろんな植物の根が伸びてきます。

さらに奈良公園から近い場所ですので、鹿もしょっちゅうやって来ますし、早朝にはイノシシを見かけることもあります。

ある意味、世の中がもっと自然と一体だった時代のお墓のあり方を偲ばせる、と言えましょうか。 

 

敷地を更地にしましたら、最後に固まらないタイプの草の生えにくい土を敷いて作業終了となります。

 

 

墓所を撤去した、というよりお墓が自然に還ったとでもいうような印象ですね。

奈良市営東山霊苑での墓所の撤去工事、これにて完了です。

 

奈良をはじめ、近隣地域でのお墓工事のご用命は池渕石材まで。

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