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池渕石材工業の
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墓石の撤去工事:五条西山共同墓地

2023-06-07

墓じまい・撤去
墓石・お墓の池渕石材工業 実績画像

お墓の撤去工事、墓じまいといった仕事は近年、石材店の手掛ける普通の仕事のレパートリーに定着している、という観がありますが、今回ご紹介する施工事例もお墓の撤去工事です。

現場は弊社から車で5分、五条西山共同墓地といういつもお世話になっている地元墓地です。

近隣でも最大規模の墓地で、近鉄の線路を挟んだ東側には唐招提寺、北東に向かっては垂仁天皇陵が眺められるという立地です。

では早速現場をご案内しましょう。

次のような墓所です。

 

 

くり階段式の巻石の区画に、7寸2分角というやや小ぶりの石塔が立っています。

これまでお墓じまいについてご紹介してきたときと同様の注意を申し上げておきますと、お墓の撤去工事は大きく二種類に分けられます。

・石塔のみを撤去して巻石は残しておく場合

と、

・巻石も撤去して区画を完全な更地にしてしまう場合

です。

たとえば奈良市や大和郡山市の市営墓地ですと、全撤去が規則で定められています。

他方、地域で自治的に管理される共同墓地は、墓地管理委員会などにその都度確認する必要があるところが多いです。 

 

というのも、地域で昔から使われてきた墓地というのは、大掛かりな近代的土地造成などがなされず、丘陵地や傾斜地にずっと昔から作られていた墓地がそのまま現在に至っているというケースが多いわけです。

そういうところですと、個別の墓所区画を囲む巻石が同時に傾斜地の土留めを兼ねていたりする場所もあったりして、そういうところで一律全撤去といった規定を設けたりすれば、土壌流出に悩まされるといったことにもなりかねません。

墓地の運営方針というのも関係してきますし、その都度の確認が必要になるということです。

場合によっては我々の方から、ここの巻石は残しておいた方がいいんではないですか、といった風に意見させていただくこともあります。 

 

さて、話題を元に戻しまして撤去工事です。

石塔を竿石から上台、下台と順番に解体し、搬出していきます。

 

 

石塔の下にはお骨を安置するためのスペース=納骨室があります。

もちろん事前にお骨出しは済ませて、納められていたご遺骨はお施主さんにお渡ししてあります。

大谷石の納骨室が乗っているのが見えますね。

近隣の石屋で、昔から納骨室に大谷石を使っているのは弊社くらいではないかと思うので、こちらの墓所も以前の弊社の仕事だったのではないかと思います。

これももちろん撤去しまして、そうすると後に深い穴が開くことになりますので、新しい土を持ってきて穴を埋め、均して整地します。

 

 

巻石を残しての撤去工事が完了しました。

墓じまいの際にはいつもいつも思うことですが、またここに新しいお墓を建てに来たいですね。

ともあれ五条西山共同墓地での石塔の撤去工事、これにて終了です。

 

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