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今年も小学校の探検隊の訪問を受けました
2017/06/02



もう六月に入りましたねえ。
いつの間にか一年の折り返しの時期と思うと、季節の進むのは早いものです
さて、ここ数年、六月の初頭というと、いつも最寄りの小学校の探検隊が弊社に来てくれます。
課外学習というのでしょうか。
昔でしたら社会見学ですよね、きっと。
今年は一昨日の木曜日、六月一日に来ていただきました。
私も三十年近く前に通っていた伏見南小学校の二年生、いくつかの班に分かれていろんなところを訪れるようなのですが、そのうちの一班です。
うちでも写真一枚目・二枚目のように準備をしてお待ちしております。
最初の写真はプロジェクターとスクリーンですね。
こちらで採石場の風景だとか、石材加工の様子などを映写し、石屋の仕事がどのようなものかを子供たちに説明させてもらいます。
二番目の写真は、石の端材を適当に切り分けたものに、セリ矢という道具を差したものです。
これをハンマーでコツンコツンと叩くと、石がきれいに二つに割れるようになっていまして、探検隊のみなさんにちょっとした体験をしてもらおうという趣向です。
今年は少し前に、奈良テレビの「気ままに歩こーく!」という番組で伏見南小学校区が取り上げられ、その中で弊社も少し取材を受けたせいか、うちのことをよく知ってくれている子供もいて嬉しかったですね。
番組でも紹介した木の化石を見せたところ、一発でわかる子もいて、テレビの影響力というのはやはり大きいものだと唸らされました。
会社の切削場に準備した石を叩いてもらっている様子は写真三枚目。
同じようにセリ矢も差していても、すぐに割れる石もあればなかなかしぶとい石もあり、石材にも個性があるというあたりを、子供たちに面白く感じてもらえていればいいんですが。
ともあれ、結構わいわいと賑やかに石を触ってくれていました。
子供が楽しそうにしていると、こちらまで明るい気分になりますね。
その他、4tトラックのクレーンで石を吊り上げるところを見学してもらったり、フォークリフトが動く様子を眺めてもらったりと、それなりに物珍しいものも提供できたんではないかと思います。
例年通り、お土産には黒御影の見本石を持って帰ってもらいました。
きれいに磨きをかけた真っ黒の石というのは、やはり不思議と惹きつけられるところがあるようで、これがなかなか好評らしいのです。
お母様方が鍋敷きに使ったりもするそうですよ。
とにかく怪我人を出すようなこともなく無事に一通り終わったことにホッとしています。
子供たちにとっても魅力的な仕事、魅力的な職場でありたいと、あらためて精進しなければと考えさせられたのでした。
