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お墓じまい:西大寺共同墓地

2021/08/28



先週に続き、今回もお墓じまいの事例紹介です。

それぞれ別件なのですが、弊社だけでも一年に何件くらいのお墓じまいを手掛けることになるのでしょうかね。

以前にもちょっと数えたことがあったような気がしますが、年末にでもまたあらためて計算してみたいところですね。

 

さて今回の工事ですが、これもお馴染み西大寺共同墓地での仕事となります。

弊社からは車で五分といったところでしょうか。

すぐ近くということもあり、お仕事をいただく機会の多い墓地のひとつです。

では早速現場ですが、写真一枚目のようなところです。

 

写真は石塔の撤去を済ませたところです。

巻石のほぼ内寸いっぱいに大谷石の納骨室が残っているのがおわかりになるかと思います。

さらに、向かって右の区画と見比べていただきたいのですが、こちらの巻石の方が一段高くなっているのが確認できるでしょうか。

これは、高さを出すために、元々の巻石の上にもう一段巻石を重ねてそこに石塔を建ててあったからです。

こちらの墓地では、何か所かこのような施工がなされている区画があるのですが、仮に追加巻石と呼んでおきましょう。

 

いわゆるお墓じまい、お墓の撤去工事に際しては、巻石まで全部を撤去して更地にしてしまう場合と、区画の中の石塔類だけを撤去して終わりになる場合と、二種類あるというのは毎度申し上げてきていることですね。

ではこのような追加巻石についてはどうなるのか、というと、区画を表示するという機能は元々の巻石で十分に果たせているので、石塔が撤去されるなら追加巻石も当然合わせて撤去されます。

巻石というよりも、石塔の台石に準じた扱いになる、と言った方がシンプルでわかりやすいかもしれませんね。

 

ちなみにこういった昔ながらの共同墓地では、一律の撤去ルールが定められていないことも多く、お墓じまいの際は全撤去になるのかどうなのか、お墓の管理者さんに確認するのが基本なのですが、こちらの区画なんかは巻石の撤去はしないというのがひと目でわかります。

どこで判断するかというと、上の写真二枚目ではやや見づらいかもしれませんが、巻石がそれぞれの区画で個別になっておらず、隣接する区画と共有する形になっているんですね。

こういう場合は、他の区画に差し障りなく巻石を撤去することができないので、墓じまいについても石塔のみ撤去、巻石残しとなります。

当該区画の敷地だけを無理やり更地にできないこともありませんが、そうなると巻石を切ったり据え直したり、手間賃のかかる作業がやたらと増えるだけで、実質的なメリットはほぼないでしょう。

 

作業に戻りますが、石塔や追加巻石を撤去したところに、新しい土を補充しましたら、こちらでの作業は終了となります。

 写真三枚目です。

 

いつもながら、次はここにお墓を建てに来たいものだと思います。

とはいえ、ひとまず今回の仕事が済んだ安堵感というものもあります。

西大寺共同墓地でのお墓じまい、これにて完了です。


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