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墓じまい工事B完了:最初坊墓地

2021/07/26



先週からご報告しているお墓の撤去工事、墓じまいの作業の続きです。

今回はお馴染みの奈良市内の墓地ではなく、奈良市から離れた五條市の最初坊墓地という墓地でお仕事を頂戴しております。

弊社からは車で1時間半ないし2時間といったところでしょうか。

ちょっとした小旅行という気分ですね。

しかし実際仕事をするとなると、往復の所要時間分も見込んで施工日程を考えなければならないので、結構大変です。。

 

現場の墓所がどのようなところかにつきましては、前回・前々回の記事に掲載されている写真をご覧いただければと存じます。

 

墓地管理者さんに確認したところ、墓じまいの場合は一律で全撤去とのことでしたので、今回も区画を更地にすることになります。

石塔に加え、巻石、さらにこの写真では見えませんが、下には巻石を支えるように玉石の石組みが作られておりまして、そのすべてを解体搬出していきます。

前回の記事では、石塔を解体し、お骨を取り出し、納骨室も解体撤去した、というところまでお伝えしていたはずです。

続きまして、巻石を解体したところが最初の写真です。

 

一見すると、これで更地になったかのようにも見えますが、向かって左のグラウンドレベルと比較すると、全体に高いことがおわかりになると思います。

巻石の下の石組みの分です。

これを解体し、中の土とともに持ち帰らなければなりません。

写真で見る印象よりはボリュームのある作業です。

土なんかも、墓所の中に入っている時は圧力をかけられて締まっていますが、外に出すと膨らみますしね。

またこちらの墓所は、周辺通路が狭く、急な傾斜地でもあるので、石や土の運び出しには体力だけでなく神経も使いました。

石組みの撤去をどうにか終えたところが写真二枚目です。

 

向かって右奥の墓所をご覧いただくとわかりやすいですね。

撤去区画も、元はあのように丸い玉石が積まれ、その上に延石で巻石が設置されて、その内側に石塔が立っていました。

それらの構造物を全部取り払ったところが、写真の状態です。

さてこれで出来上がりと言いたいところなのですが、実はそうではなく、最後の仕上げの作業が残っています。

裏側の参道と撤去した区画とのキワで段差になっている部分、ここをきれいに処理しておかなくてはなりません。

コンクリを塗り上げて、見栄えをよくして仕上げます。

立つ鳥跡を濁さず、といったところですね。

写真三枚目です。

 

きちんと穴がふさがれ、参道の補強にもなっています。

慣れない遠方の墓地でしたが、地元を離れた場所を仕事をさせていただくと、新鮮なのは間違いありませんし、何かと勉強になることも多いですね。

五條市の最初坊墓地での墓所撤去、墓じまいの工事、これにて完了です。

 


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