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墓じまい工事@:最初坊墓地

2021/07/07



先日、時間をかけて進めておりました墓じまい、お墓の撤去工事が完了いたしましたので、今回はそちらの報告をしたいと思います。

 

どういう点で時間がかかったかと申し上げますと、いろいろあるのですが、まず第一点として墓地が遠方だということが挙げられます。

今回墓じまいをすることになった最初坊墓地と呼ばれる墓地が位置しますのは、奈良県の五條市。

五條市というと、甲子園常連の強豪校として知られる智弁学園が有名ですが、墓地もそのすぐ近辺でした。

弊社のある奈良市からは、車で1時間半から2時間という距離でして、また墓じまいの手続きのためには墓地の管理者さんともやり取りする必要があり、ちょっと行って手続きしてくるという距離感ではないので、時間がかかりました。

 

そして、今回わたくしどもにご相談くださったお客様は奈良市内の方なのですが、費用の請求先となるのは伊丹市在住のその妹さんで、しかも妹さんは後見を受けておられるので、後見人の方とも連絡を取りながらの仕事となりました。

 

加えて、墓所に納骨されていたお骨は、新たに奈良中央墓園という霊園にて永代供養で納骨することになりましたので、こちらの手続きも必要と、とにかく書類集めを含めた手続き部分が忙しいことになりました。

 

ひとまず現場をご案内しておきましょう。

五條市の最初坊墓地にある区画は、次のようなところです。

 

いわゆる墓じまいと言いますと、基本的にその墓地の管理者さんに届け出る必要があります。

奈良市営墓地ならば奈良市、どこかのお寺の墓地ならそちらの住職さんですね。

今回は地元で管理されている共同墓地ですので、地域の方が墓地管理者を務めておられます。

そちらに連絡を取って、いろいろと便宜を図っていただきました。

 

それから、霊園の永代供養にお骨を入れるためには、墓所使用者となる方の戸籍や身分証に加え、改葬許可証が必要となります。

改葬許可証というのは、ある墓地から別の墓地にお骨を移動させる際に必要となる書類で、元の墓地が位置する自治体に申請することになります。

今回の場合は五條市ですね。

お客様に必要事項を書いていただき、墓地管理者さんに埋葬の証明を頂戴して、五條市に申請することで改葬許可証が交付されます。

 

なぜこんな書類が必要かというと、お骨の移動の正当性を証明するためです。

お寺さんであれ霊園であれ、改葬許可証のない納骨を受け入れることはまずありえないと思います。

霊園に戸籍を提出する必要があるというのも、埋葬される方との関係を証明しなければならないからです。

墓じまいや改葬というのは、こういった手続きの方が本丸だという気さえします。

 

さて、撤去工事をめぐる手続きの話だけで随分長くなってしまいました。

この辺りで稿を改め、次はもう少し具体的な話に入っていきたいと思います。


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