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お墓のリフォーム@:西大寺共同墓地

2021/06/11



今回からは、リフォーム工事の施工事例をひとつご紹介してまいります。

リフォーム工事にもいろいろあるわけですが、ここで取り上げるのは、石塔および巻石をすべて解体して組み直すという、フルリフォーム工事になります。

場所はどこかといいますと、弊社から車で五分、お馴染みの西大寺共同墓地です。

当ブログでご紹介することの多い墓地のひとつですね。

 

現場に着くと、まず作業準備をして石塔解体に取り掛かり、納骨室に納められていたお骨を確認するという段取りがあります。

お骨は何と言ってもお墓の魂ですからね。

で、採骨が済みましたら、続けて巻石につきましても解体、と行きたいところなのですが、単純にそれをやってしまうと勇み足になります。

巻石を解体する前に大事なのは、そう、境界確認です。

最初の写真が区画と区画の境界を確認しているところです。

 

整然とした区画が並んで、大きさに規格があるような霊園ならいいんですが、古くからの共同墓地となると、不揃いの区画が続いて定まった間隔がないという場合も往々にしてあります。

区画同士の境界というのはその都度きちんと測る必要があるわけです。

(もちろん規格化された区画の場合でも、場所によってちょっとした違いは出てくるものなので、毎回ちゃんと測りはしますよ。)

巻石を一旦撤去して、復元したら元の場所と違っていた、なんてことではいけません。

そこで隣接する区画との間を測って、据え直しの時のために記録しておきます。

それが済んで解体に着手するわけです。

 

写真二枚目ですが、ご覧のように、区画はひとまず更地となりました。

写真奥の方はコンクリの参道になっていて、延石が見えるのはこちらの区画から取り外した分です。

左右を別の区画に挟まれた中に、はめ込まれたみたいな形の区画です。

こういうところの解体はやはり気を遣います。

巻石を隣の区画にコツンと当てて欠けさせたりしたら大変ですからね。

慎重に石を外して、外に搬出します。

次いで復元の過程に入っていきます。

申し上げるまでもなく、大事なのは基礎です。

基礎がしっかりしていないと、石塔や巻石がすぐに傾いてしまった、なんてことにもなりかねません。

 

弊社の基礎工事の段取りは、当ブログではこれもお馴染みですね。

あらためてご説明しますと、まず下を支える杭を打ち込みます。

その上にクラッシャー(砕石)を敷き、鉄筋を施工します。

写真三枚目です。

 

太い鉄筋をレール状に組んだところに、さらにメッシュ筋を重ねていますが、これは、区画の大きさ的に、納骨室用の基礎も巻石用と同時に施工しているからです。

引き続いてはこの上に、巻石と納骨室を設置していくことになります。

しかし今回は少し長くなってきましたので、この辺で記事をあらため、続きは次回ご報告したいと思います。


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