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お墓のリフォーム工事・新規建墓工事A:来迎寺

2021/02/10



前回からご紹介している施工事例の続きです。

東九条町にある来迎寺さんというお寺の境内墓地での作業です。

ちなみに内容とは全然関係ありませんが、この来迎寺さんのすぐそばの交差点がなかなか難読地名です。

「神殿」と書いて何と読むでしょうか?

正解は……「こどの」です。

 

閑話休題、その来迎寺さんの墓地にある現場区画にて、今回行ないますのはリフォーム工事を伴う新規建墓工事です。

新しいお墓を建てさせていただきます。

ありがたいことです。

作業内容はと申しますと、既存の石塔やその背後に並べられている古墓をすべて撤去し、巻石は一旦全解体した上で据え直し、新しい石塔を霊標を建てるという、なかなかボリュームのある工事となります。

では早速作業に取り掛かりましょう、と言いたいところなのですが、ここでひとまずストップ。

闇雲に着工するのではなく、まず最初にしておくべきことがあります。

 

巻石の据え直し、というところでピンと来た方もおられるかもしれませんが、そうです、境界確認です。

写真一枚目をご覧ください。

 

こんな風に要所要所で、隣り合う区画との現状の間隔、高さなどを計測しておくのは、リフォーム工事の基本です。

今回は区画の経年の傾きなどの影響で、工事前の元々の状態だとお隣の区画と接してしまっている部分があり、そういったところは復元据え直しのときに多少は逃げざるを得ないのですが、そういう特別な場合を除いて、最初の状態を目指して復元するのが作業の原則です。

こうやって、ポイントごとの実測をしてから、ようやく作業に入っていくことになります。

 

さて、現場につきましては、よろしければ前回の記事をご確認ください。 

猫脚スリンの付いた石塔の背後には、古い石塔の竿石がいくつかお祀りされている、というところです。

区画の背後に回ってみると、写真二枚目のような感じです。

 

所狭しといった具合ですね。

古いお墓が多数あるのは、ご家族の歴史がしっかり残され、お祀りされている証拠でもあります。

他方で、こういった古いお墓を整理し、霊標などを建てさせていただく機会が増えてきているのもたしかです。

今回も、これらの古墓は撤去することになります。

 

写真三枚目のようにすべてを運び出しました。

写真に撮影された袋に入っているのは、お骨ではなく、古墓が立っていた下の地面の土です。

お骨がないお墓を移動させたり、解体組み直ししたりする場合、お骨の代わりになる印としてその場の土を頂戴し、移設や傾き直しを行なってから新たに納め直す、ということをしばしばしますが、今回も同様でして、採取した土は新しいお墓にお納めすることになります。

 

さて、この先、残っている大きな石塔の解体撤去、巻石の解体据え直しと仕事は進んでいくことになるわけですが、少し長くなってまいりました。

ここいらで稿を改め、続きはまた次回ご報告したいと思います。


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