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墓地の種類A民営霊園

2020/10/02



前回ご紹介した公営霊園に引き続き、今回は民営の霊園についてご説明いたします。

名は体を表すと言いますが、この二つの対比ははっきりしていますね。

公営霊園が地方公共団体によって管理運営されている一方、民営霊園というのは民間の手で運営されています。

 

民営の霊園というと、いろんな株式会社であるとか営利企業が直接運営しているようなイメージが持たれるかもしれませんが、日本では法律上、企業が霊園を経営するということは基本的に許可されません。

民営の霊園はほとんどの場合、運営主体として宗教法人を置いています。

というのも、お墓というのは公益性が求められる事業であり、私的な利益追求にはなじまないものとされているからです。

そのため墓地経営というのは、地方公共団体や宗教法人、公益法人でないと許可されないことになっているのです。

 

さて、民営の霊園の特徴というと、主に二つ挙げられるかと思います。

ひとつは宗旨宗派不問であるということ。

もうひとつは選べるお墓のラインナップが多様であることです。

 

第一点については申し上げるまでもないでしょう。

宗教法人が運営主体になっている場合が多いといっても、ここで言う霊園とは個別のお寺の境内墓地ではありません。

広く一般の方々に開かれた墓地を目指しているところがほとんどなので、使用する人の宗教的信条も問われません。

この点は公営霊園も同じです。

 

第二点ですが、民間の霊園に足を運んでいただくと、共同墓地や寺墓地などと比べて、非常にバラエティに富んだ形のお墓が多いことに気付かれると思います。

墓石本体だけでなく、外柵も意匠を凝らして、百花繚乱といった感があります。

また関西では、普通のお墓には青御影と呼ばれるグレーっぽい色の石が使われることが多いのですが、民営の霊園ですと使われる石種の幅が広がり、ピンクや赤、黒や緑系など、これも多様です。

 

単に色や形が多様なだけでなく、さまざまな広さの区画を選ぶことができますし、いわゆる一般墓だけでなく、後継者の心配をする必要のない永代供養墓も扱っているところが少なくありません。

それも一種類ではなく、夫婦専用の永代供養墓だとか、もっと簡素に合祀式でプレートだけのものだとか、あるいは通常の墓所に近い形態のものに永代供養が付いているケースなど、バリエーション豊富です。

近年ですと、シンボルとなるような樹木を植えたり、花壇を思わせる作りにしたり、「樹木葬」という形を意識したものも増えてきています。

 

あと民営の霊園ですと、きれいなトイレに自動販売機、休憩所などが入った管理棟があることがおおいので、お参りもしやすいですね。

上に挙げた写真は「奈良中央墓園」というところですが、こちらも明るく開放的で、参拝施設の整ったきれいな霊園です。

公営霊園の場合、やはり「公立」という要素そのものにプラスイメージがあるとは思うのですが、墓地全体のメンテナンスといった点で見ますと、民営霊園の方がずっとこまめに行なって、お墓参りに気持ちのいい環境を整えていることが多いと思います。

民営霊園はしっかりしたパンフレットや資料を準備しているところも多いので、気になる霊園がある方は、まずは資料請求してみるのもいいんじゃないでしょうか。

 

次回は寺墓地についてご説明いたします。

 


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