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墓地の種類:霊園、寺墓地、共同墓地など

2020/09/14



自分で書いた記事、特に施工事例を見直していますと、やはり地元やその周辺の共同墓地が多いなと思うんですよね。

ところがこの「共同墓地」なるもの、どうやら関西に多い墓地形態のようで、とりわけ奈良はいろんな規模の共同墓地が多いことで有名な土地柄だったりします。

でもおそらく、一般の人には墓地のいろいろな形態と言っても、わかりにくいものがあると思います。

そこで今回は、さまざまな墓地のあり方について、少しまとめてみようかと思う次第です。

 

まず「墓地」という用語ですが、これは実はれっきとした法律用語でもあります。

日本の墓地を統轄する「墓地、埋葬等に関する法律(墓埋法)」というのがありますが、行政の許可を受け、墳墓(個別のいわゆるお墓)を建てることができる、一定の土地区域が「墓地」です。

つまり法律上は、勝手に自分の庭に家族親類の遺骨などを埋め、ここが我が家の墓所である、という風に主張することはできないわけですね。

もちろん例外もありますが。

 

さて、昨今ですと、墓地と聞いて一般に多くの人が思い浮かべるのは、寺墓地ないし霊園ではないかと思います。

 

まず霊園に触れますと、これはさらに公営霊園と民営霊園の2種類に大きく分かれます。

公営霊園というのは、言うまでもありませんが、地方自治体が直接運営している墓地のことです。

奈良市営南山墓地とか、東京都立小平霊園なんかがそれですね。

規模が大きいものが多い印象です。

また、「公立」という点にプラスイメージがあるのか、墓地使用者の募集がかかると、人気を博することが多いです。

都立霊園の使用者募集なんかは、いつも高倍率になるようですね。

 

民営霊園というと、民間の宗教法人を運営主体として開設されているところがほとんどだと思います。

しかし、たとえば宗教法人○○寺が運営主体になっているとしても、○○寺の境内墓地ではなく、独立した敷地に近代的な事務所を備え、整った墓所区画が整備されているところが多いです。

新聞チラシなんかで、△△霊園・新区画売出中、とかいった広告がなされるのは民間霊園が多いです。

 

これに対し、○○寺の敷地内にあるのが寺墓地です。

境内墓地と言ったりもします。

民営霊園は、運営主体に関わらず宗派不問ということが多いですが、境内墓地の場合は基本的に檀家さんの専用だと思います。

 

で、最後に共同墓地ですが、これは地域の人たちによって自治的に運営されている墓地のことです。

墓地管理委員会、という運営組織を置いている場合が多いです。

その地域の人に使用者を限っていることが多いとは思いますが、場所によっていろんなルールで運営されていますので、ひとくちに共同墓地と言っても、自治的な運営組織を持っているという大枠の共通点以外は、非常に多様性に富んでいます。

 

とまあ、霊園・寺墓地・共同墓地という三つが、特にわれわれが活動している奈良をはじめとした関西での主な墓地区分だと思うのですが、しかしこれについて語りだすと、もう少し突っ込んでご紹介した方がいいという気持ちになりますね。

それぞれの墓地の特性なども違いますし、面白い話題も多々あります。

というわけで、次回からは霊園や寺墓地、共同墓地、さらにその他について、もう少し踏み込んでみたいと思います。

 


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