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灯篭の撤去工事

2019/06/28



本日は施工事例のご紹介です。

今回ご紹介するのは、灯篭の撤去工事です。

昨年は6月に大阪北部地震があったために、奈良でも灯篭が倒れるというところがいくつかあり、弊社も何本か立て直し、組み直しに伺いました。

それがこの度は撤去ということですね。

まずは現場をご案内いたします。

写真一枚目のようなところです。

  

こちら、奈良市内某所にある家屋の内庭です。

一旦玄関からお宅に入らせていただいた内側に、お庭が設えられている、というところですね。

かなり歴史のある造りのお宅でして、内庭という珍しいところにこのように灯篭が置かれているのですが、やはり近年の地震や台風などの災害を意識され、万が一倒れてしまったらどうしようということで、最終的に撤去を決意なさったということです。

 

灯篭は、正式な名称は存じ上げませんが、笠石などを見ると春日灯篭によく似たタイプの、6尺ほどのサイズです。

一般的な春日灯篭6尺よりは、やや小ぶりといった印象でしょうか。

ただ、お寺や神社の境内ではなく、内庭という特殊な環境ですので、もちろんカニクレーンなど持ち込むことはできません。

使用できる道具も制限されてきます。

というか、灯篭自体のサイズがそこまで巨大ではないということもありますので、人数を揃えて、基本的には手作業でいきます。

要はまあ、上から順に外していき、気合を入れて手で運び出す、ということですね。

 

写真は笠石を搬出している場面です。

灯篭を構成している石のうち、最も大きい部材は基本的に一番下の台石(「地輪」といいます)なのですが、解体作業も含めて最も扱うのに難儀するのはこの笠石ですね。

というのも、6尺の灯篭の笠石となると、平均的な大人の肩口よりも高いところに置かれているわけで、これだけ重い石を身長並みに高いところから持って下ろすというのは、それだけで大変ですし、間違って落としてしまうと大怪我につながりかねない事故になりますので、十分な慎重さも要求されます。

逆に言うと、笠石までクリアしてしまえば、後の作業は格段に楽になるのですけどね。

 

さて、この内庭から出ますと、玄関までかなり広い土間の通路が続くという、なかなか一般には見られない家の構造になっており、それを拝見するだけでも入らせていただいた価値があるほどなのですが、ともあれ内庭の外では運搬車が使えます。

写真二枚目がそれです。 


この運搬車を使って、すぐ隣のコインパーキングに置いたトラックのところまで、石を運び出していきます。

笠石の次は火袋、さらに受け、柱、地輪という順番になります。

今回は地輪の下にもう一段、四つ組の台石がありましたので、それも解体して引き取ります。

最終的に、灯篭が立っていた場所に新しい土を入れまして、整地すれば作業終了となります。

 写真三枚目です。


これでお施主さんにもご安心いただけたことだろうと思います。

奈良市内での灯篭解体撤去工事、これにて完了であります。


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