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新しい霊標の工事:西大寺共同墓地

2019/05/23



今回は新しい霊標を設置する、という工事のご紹介です。

霊標というのは、お墓の脇に立てる衝立状の形をした石で、亡くなった方のご戒名(法名)や俗名、没年月日などを記すものですね。

いわば石でできた過去帳とも言えましょうか。

浄土真宗では「法名碑」と呼びますし、「墓誌」と言うこともあります。

個人の経歴を非常に詳細に書いたものも、たまに見かけます。

そんな霊標を、既にお墓が立っている横に追加で設置させていただく、というのが今回の仕事です。

現場は弊社からほど近くの西大寺共同墓地。

当ブログでもよく取り上げる墓地のひとつです。

地名を取って青野墓と呼ばれることも多いところです。

墓所は写真一枚目のようなところになります。

  

芝台付の立派な石塔が立っていますね。

実はこちらも、以前に弊社にて施工させていただいたものです。

まだきれいなのは、写真でもおわかりいただけますでしょうか。

今回はこの向かって右側に、新規の霊標を置きます。

 

既存の石塔は8寸角というサイズのものです。

霊標というのも、石塔の大きさに見合った基本的なサイズというのがあり、8寸角用・9寸角用・尺角用と一回りずつ大きくなっていきます。

もちろん、どんな霊標を置くかというのは、まずお施主さんのご意向を伺い、現場のスペースなどにも左右されますので、機械的にやるわけではもちろんありません。

また、基本の寸法があるとはいえ、オーダーメイドで作るものですので、いくらでもカスタマイズすることは可能です。

 

さて、現場に運び込んだ霊標台を、とりあえず仮置きしたところが写真二枚目です。 

白紐がかかって見えにくいですが、台石に霊標本体をはめ込むタイプのものです。

他に、板石の上に二つの下駄を置いて霊標本体を支えるタイプのものなどありますが、今回は空きスペースの関係上、こちらの方式のものがよさそうでした。

霊標のタイプの違いなど、また機会を改めてご説明できたら、と思います。

下の巻石はまだしっかり水平が出ておりますので、巻石の補修などは特に必要ありません。

上のように仮合わせで、設置位置を最終的に確認し、養生のためにかけてある白紐をほどきますと、セメントを水で溶いたいわゆる「ノロ」というもので霊標台を据えます。

こちらの現場の場合、工事そのものにそこまで難しいところはありませんでした。

  

写真三枚目、出来上がりです。

最も気を付けるのは、霊標台の水平、そしてはめ込んだ霊標がちゃんとまっすぐ立っているか、というところになります。

問題なく、美しい仕上がりになりました。

西大寺共同墓地での新しい霊標を設置する工事、これにて完成です。


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