お知らせ情報インフォメーション
春爛漫
2018/04/28



またまた季節の話題なのですが、このところ、今回のタイトルどおり春爛漫といった雰囲気になってきました。
桜が散って春は一段落かと思いきや、むしろこれくらいの時期の方が、多くの花が盛りを迎えるようです。
あちこちの墓地であるとか、弊社の敷地内であるとか、春の花から雑草に至るまで繁茂しており、暖かさに合わせて植物の精気がむんむんと立ち上っているような気がします。
最近ですと、一番鮮やかに咲き誇っているのはツツジですね。
写真一枚目は弊社の隅に植わっている赤いツツジです。
咲きこぼれそうなくらいに満開を迎えていますね。
ツツジというと、花を取って下の方を吸うと、甘い蜜が味わえるというのを昔教わって、子どもの頃は結構蜜を吸ったりしていたような記憶があります。
そんな記憶に誘われて、先日ふと花を取ってなめてみましたら、やっぱり甘かったです。
蜜を求めて、蜂をはじめとした虫もいっぱい飛び回っています。
そういえばツツジは漢字で躑躅と書きますよね。
これ、一瞬「髑髏」と間違えそうで、本など読んでいて出くわすたびに少しギョッとします(笑)
あと、写真二枚目のような花もきれいに咲いています。
真ん中が黄色く、それを囲むように小さな白い花弁が丸く縁取っていて、かわいらしい印象を受ける花です。
ちょっと調べてみたんですが、おそらくは「カンシロギク」、別名「ノースポール」と呼ばれる花だと思います。
が、わたくし花についての知識は全然自信がありません。
どなたか詳しい方おられましたら、是非ご教授を願いたく存じます。
他にも白い花や黄色い花など、まったく種類がわからないのがいろいろ咲いています。
ネットで少し調べたらわかるか、などと高を括っていたのですが、この季節に白い花を付ける植物だけでもなかなか多種類ありまして、手がかりもつかめませんでした。
またサンプルで掲載されている写真と、自分で撮っている写真を比べて、似ているなあとは思っても、確信にまでは至らないんですよね。。
写真三枚目は、まるで雑草のように石の下から顔を出していた花です。
これはおそらく「赤花夕化粧」と呼ばれている植物ではないかと思います。
風情のある名前ですね。
初めて知った花ですが、こういうきれいな花があちこちでさりげなく咲いていると思うと、春というのはやはり生命がよみがえる季節だと思えてきます。
カラスノエンドウのような草も伸びてきているみたいでした。
しかし植物に目を留めてみると、見慣れた景色でも知らないことが多くあって、少し調べるだけでも面白くなってきますね。
田舎に限らず、都会の真ん中でもちょっとした花がひょんなところに咲いていたりするのかもしれません。
総じて雑草と呼ばれても仕方ない植物たちなのかもしれませんが、十分鑑賞に堪えます。
真夏になると、石屋はひたすら雑草との戦いを強いられることになりますが、それまでの束の間、自然の花を楽しんでいたいと思ったところです。
