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春の訪れ
2018/04/16



いやー、すっかり春ですね。
桜なんていっぺんに咲いて満開を迎え、それこそあっという間に散っていってしまいました。
徐々にではなく、一気に暖かくなったせいかと思いますが、ある意味桜の儚さというものを印象的に味わえるシーズンだっただろうか、などと思ったりもします。
さてもうシーズンは過ぎてしまいましたが、桜と同様の時期にピンクの花を咲かせる植物があります。
写真一枚目のような感じです。
植物に詳しい方ならばすぐにピンと来るかもしれません。
これは桃です。
桜よりはいささかピンクがきつく見えるでしょうか。
きれいな花なんですけどね。
情緒とか趣とか、そういういかんともしがたい抽象的な価値観では、やはり桜に軍配が上がるということになりましょうかね。
この桃、弊社の庭に植わっているものでして、毎年四月頭に花を咲かせます。
手入れなどろくにせず、放置してあるに近い状態なのですが、夏場になると小さい実を律義につけてくれます。
食べられるんですよね、それ。
商品になるようなものと比べると格段に小さく、可食部分も少ないのですが、ちゃんと桃の味がするので面白いです。
いや、桃なんだから桃の味がして当然なんですが……。
そういえば、わたしは幸いなことに、今のところ花粉症ではないのですが、急に暖かくなったせいか、今年は花粉の飛び方も例年以上にすごいと聞きます。
春といえば心が浮き立つシーズンではありますが、同時にこの季節になると憂鬱だという方も多いのかもしれません。
少し前の週末だけはいくらか冷え込み、まだ桜が残っている時期であれば「花冷え」とでも言われていたでしょう。
こんな多少の冷え込みでも、花粉の飛び方というのは変わったりするものですかね。
車のフロントガラスに積もるくらいになっている時もあるので、こんなのにアレルギーを持つことになれば、それはたしかに大変だろうと想像するばかりであります。
弊社にはこんな来客もありました。
写真二枚目です。
石材を置いておく倉庫の方ですが、ツバメです。
巣でもかけようというのか、しきりに天井の骨材の辺りを飛び回っていました。
巣がけというよりも、ここでいいかどうか、物件の下見や物色といったところですかね。
石の上にフンさえ落としてくれなければ、いくらでも来ていただいて構わないんですけどね……。
ツバメを見かけることも、気のせいかこのところ減ってきたような気がしており、久しぶりに見たように思って少し嬉しかったです。
そんなこんなで、ここ一週間、十日ほどは、小さい春に思いを寄せることが多かったです。
写真三枚目ですが、これまた会社の庭のユキヤナギもきれいに咲いていました。
現場で作業をしていると、春というのは実に速やかに過ぎ去って、汗だくだくの夏がすぐやって来るように思う近年ですが、だからこそちょっとした春の発見に心を楽しませたいと思った次第です。
