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池渕石材工業の
お墓・墓石など設置工事の実績紹介

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新規建墓・お墓のリフォーム工事:平群町久安寺墓地

2024-04-29

新規建墓・建立お墓のリフォーム墓じまい・撤去
墓石・お墓の池渕石材工業 実績画像

今回ご紹介する施工事例は、かなり大きな工事です。

総合的に申し上げるとお墓のリフォーム工事ということになりますかね。

元の墓所には、以前からの石塔がいくつも並んでいます。

それらを整理し、新しい石塔や霊標も建てさせていただきます。

つまりは新規建墓工事を伴うリフォーム工事ということになります。

ありがたいことです。

 

詳細については現場の写真をご覧いただいた方がわかりやすいかと思いますので、まずは現場をご案内いたしましょう。

地域としては、奈良市の南西部に位置する生駒郡平群町、久安寺という地区にある墓地です。

弊社からは車で40分程度、といった距離になるでしょうか。

生駒郡、という地名から連想される方もおられるかもしれませんが、奈良と大阪を隔てる生駒山系の一角にある山あいの墓地で、かなり見晴らしがきく景色のいいお墓です。

山あいということで、墓地自体が斜面に広がっているのは、施工という点では難しいところではありますが、ともあれ今回の墓所をご覧ください。

次のような区画です。

 

 

かなり広い区画に、いくつも石塔が並んだ立派な墓所です。

斜面に沿って山を開いて作られた墓地は、あまり奥行を取りにくい分、このように間口が広くなるところが多いですね。

小さなものまで含めると、墓石は全部で11基あります。

ではこの墓所をどのようにリフォームしていくか、ということですが、工事内容が多い場合の常として、要点を箇条書きにしていく方がわかりやすいかと存じます。

 

・まず、既存の墓石をすべて解体し、竿石だけを残して台石は全て撤去します。

・11本の竿石は一箇所にまとめ、区画内にさらに小さな巻石を作って祭り壇とし、その手前に一石五輪塔を建てます。

・巻石も一旦すべて解体し、単に復元するのではなく、中央に新たにくり階段を増設して、新たな形にして据え直します。

・芝台付の新しい墓石を建立します。

・新しい霊標も建立します。

・さらに新しいお地蔵様も置きます。

・墓所内には雑草対策工事を施し、玉砂利で仕上げます。

 

という具合に実に内容豊富、盛り沢山な現場となっております。

施主さんはまだお若いのですが非常に熱心な方で、私もお墓に彫る文字の確認のため、墓地のすぐそばにある専念寺さんというお寺に赴き、そちらのご住職も交えて相談させていただくなど、しっかりした準備・打ち合わせができました。

 

では早速、具体的な現場作業のご報告に入っていきましょう。

まずは撤去すべきものを解体して搬出してからでないと、それに続く作業ができません。

そこで元から立っていた大小計11基の石塔をいずれも解体していきます。

 

 

石塔の下にはお骨が埋められており、それらは新しく建てるお墓の納骨室に入れられるように採骨していきます。

古い石塔ですと、お骨が入っていないものもありますが、その場合はお墓が立っていた場所の印として土を採取し、お骨と同様に袋に入れて、これも新しい納骨室に納められるようにします。

上の写真に写っている袋には土が入っています。

その奥と右手には解体途中の石塔の台石が見えますね。

これもそれぞれ搬出していきます。

 

先にも申し上げたように、斜面を切り開いた山あいの墓地で、駐車場が一番高いところにありますので、解体した台石などの部材を搬出するには傾斜のきつい坂道になった参道を上っていく必要があります。

もちろんキャタピラ式の運搬車を使いますが、慎重な操作が要求されます。

ちなみにそんな斜面になると、多少石などを積載している方がキャタピラがきちんと地面を噛むので、安定して走行します。

きつい斜面なんかは、空っぽで走らせるほうが足回りが空転しがちなんですね。

エンジン付き・キャタピラ式の運搬車などなかった時代にこういった山間でお墓を建てていた職人はどれほど苦労したか、偲ばれます。

 

さて、のちほど供養壇を作ってお祀りし直すべき竿石だけを残して、解体した台石類を搬出しましたら、今度は巻石の解体に取り掛かります。

 

 

これらは基礎工事を行なった後に据え直しますので、その場に置いておきます。

なお、完全に元通りに復元するわけではなく、前の記事でご説明したように、元は区画を四角く囲っているだけの形だったところに、今度は新たに正面にくり階段を付けますので、前石は多少短く切削するといった現場加工が必要になってきます。

ともあれ、巻石を解体した次は基礎です。

まず掘り方を行なったところに、基礎下を支える杭を並べて打ち込みます。

杭をしっかり打ち込みましたら、その上にクラッシャー(砕石)を敷き、鉄筋をレール状に組んでいきます。

 

 

鉄筋をひと回しするだけでなく、二重にしてレール状に組む、というのはかなり大事で、頑丈さがだいぶ違ってきます。

最近は墓じまいで墓所を解体する工事というのも結構手掛けるわけですが、一番楽なのは基礎に鉄筋が入っていない場合で、たとえ一重でも鉄筋が入っていると解体は格段に面倒になり、それがレール状になっているとさらに基礎は強力になります。

というわけで、このように鉄筋を回した上に、セメントで延石を元通り据えていきます。

といっても据え直しは単に元通りというわけではありません。

 

 

元の巻石は、区画をシンプルに四角く取り巻いているだけだったのですが、今回は区画正面の中央に新しくくり階段を増設します。

上の写真をご覧いただくと、くり階段は新たに製作した部材ですので、元からあった延石と比べると色味が違っているのが見て取れるかと思います。

また、くり階段を入れる分、前の延石は少し切削して短く加工してあります。

石と石同士が外れにくくなるよう補強するステンレスの金具も、今回新たに取り付けたものです。

 

巻石を巻くと、新しいお墓の形がかなり明確になってくる、という感じがいたします。

この先は、竿石のための新しい供養壇、つまり巻石内の小巻石のようなものですが、それを据え付け、竿石を並べ、新規石塔類を建立していく、という流れになります。

あらためて申し上げると、今回作業をしている墓所には、元々11基という多くの石塔が並んでいました。

それらをすべて解体し、台石などは撤去して、竿石だけをまとめてお祀りし直すわけで、そのための場所が供養壇です。

簡単に言うと、巻石の内側に古い竿石を乗せるためだけの小巻石をさらに据える、という感じです。

その段取りについては、普通の巻石を巻いたり納骨室を作ったりという場合とほぼ同じなのですが、まず供養壇を据える位置に合わせてクラッシャー(砕石)を敷き、鉄筋をレール状に組み、その上にセメントで延石を四角く巻くということになります。

 

 

 

正面向かって区画内の右端、という位置関係ですね。

もちろん延石同士が外れにくくなるように、こちらも内側からステンレスの金具で補強してあります。

ここは古い竿石を並べるというだけではありません。

竿石をお祀りした手前には、供養塔として一石五輪塔を建てます。

一石五輪塔というのは、文字通りひとつの石から加工された五輪塔ということで、8寸や9寸という標準的な五輪塔より小ぶりなものですが、供養塔としての意味合いは変わりません。

で、一石五輪塔の下には将来的に写経などを納経できるように、納骨室に相当する小さなスペースを組んでおきます。

 

 

この小納骨室の上に一石五輪塔を据え、さらにその奥には竿石が並ぶわけですが、その前に石塔用の納骨室も据えてしまいます。

こちらは供養壇の向かって左手、区画全体からすればほぼ中央ですね。

段取りはこれもいつも通り、まず床掘りをしたところに杭打ちを行ない、やはりクラッシャー(砕石)を敷いてメッシュ筋を施工し、その上に御影石の石棺をセメントで据えます。

 

 

 

一石五輪塔の納骨室も、こちらの納骨室も、写経やお骨といった大切なものをお納めするためのスペースですので、底にはきれいな砂を敷き詰めます。

実際、石塔の納骨室の方には、最初に元の墓石を解体する際に採骨したお骨や、お骨がなかった墓石については土をお納めします。

 

さて、これでいよいよ残る作業は墓石本体を組んだり、竿石を並べたりといった仕上げの部分だけになってきました。

今回の新規墓石は芝台付ですので、納骨室を組んだ上に芝台を設置していきます。

 

 

芝台というのは、石塔の下台のさらに下に置かれる台石のことで、上の写真のように納骨室に合わせる形で、四つの石で組まれます。

それぞれの部材が外れにくくなるよう、内側をステンレスの金具で補強するのは巻石と同様ですね。

この芝台の内側も納骨スペースを兼ねています。

この上に、石塔本体を乗せていきます。

 

 

今度の写真は下台です。

写真では見切れていますが、下の方に納骨用の穴が刳られているのがわかるかと思います。

天端に乗っている白いものは、お馴染みの免震パッドです。

お墓も地震対策が求められる昨今ですからね。

さらに上台、竿石と順に組んでいきまして、石塔を完成させていきます。

 

石塔の向かって左には新規霊標、そしてお地蔵様が置かれます。

 

 

ステンレスの芯棒が飛び出しているのが霊標台です。

霊標本体の板にも位置を合わせて穴が開けられておりまして、この芯棒を通して設置します。

すると多少ですが、より倒れにくくなります。

そのすぐ手前、四角くセメントが敷かれているところは、お地蔵様用の台石の基礎です。

 

その周り、普通の土のように見えている部分は、草の生えにくい土が施工されています。

水で締めるとコンクリのように固くなり、雑草が根を下ろしにくくなるという特殊な加工を施された土です。

100%雑草が生えてこなくなるというわけではありませんが、草むしりは格段に楽になります。

特にこれから夏となり、雑草が伸びる季節を迎えますので、お墓の草取りに困っているという方には是非お勧めしたいものです。

 

さてお地蔵様も組み上げ、供養壇には竿石を並べ、草の生えにくい土の施工に使った水が引いた後で玉砂利を敷けば、作業完了となります。

 

 

立派な新しい墓所が姿を見せました。

以前数多くたっていた石塔は竿石だけが供養壇に祀られ、中央には新しい芝台付の石塔が立ち、新しい霊標にお地蔵様もあるという素敵なお墓です。

こういうお墓にお参りしたい、とどなたにも思っていただける墓所になったのではないでしょうか。

平群町、久安寺の墓地での新規建墓工事およびお墓のリフォーム工事、これにて完成です。

 

奈良をはじめ、近隣地域でのお墓工事のご用命は池渕石材まで。

お墓のリフォーム工事も新規建墓も、あるいは戒名彫刻から墓じまいまで、お墓のことなら何でもご相談承っております。

また、水・虫の入らない特許構造のお墓「信頼棺®」は、奈良市内では弊社のみが取り扱っております。

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