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2024-03-12
本日ご紹介する工事は、秋篠地域の西迎寺さんが管理している秋篠西迎寺墓地での工事です。
同地域には大小二つの墓地があり、それぞれ大墓・小墓と呼ばれていますが、秋篠大墓と呼ばれている方での仕事となります。
さてその工事内容ですが、タイトルに「新規巻石」とあるように、更地の区画にお墓を一からすべて作らせていただくという作業です。
巻石からの完全新規建立工事ですね。
ありがたいことです。
では早速現場をご案内いたしましょう。
次のような区画です。
両隣の区画なども石塔が立っていませんが、写真中央は巻石もないまったくの更地の墓所です。
こちらが本日の現場です。
巻石から設置するとなると、高さや石の幅、くり階段のサイズなどはだいたい近隣の区画に合わせることが多いです。
が、一番大事なのはやはりお施主さんのご意向です。
ご意見・ご希望を聞き取りながら、こんな風にもできますよといったことをこちらからも提案し、図面を描いたりしながら詳細を詰めていきます。
こちらの近隣区画の特徴としまして、石塔の正面を参道側に向けるのではなく、写真向かって右側に向けているお墓がいくつかあります。
方角で言いますと、写真の上の方が北となります。
従って向かって右は東ですので、お墓を拝む時は西向きに拝むことになるという形です。
こちらの区画でも石塔はその向きで建てるということになりました。
そのため巻石の階段も、両隣のように正面ではなく、向かって右端につけ、右から上って墓所に入って左を正面に見て石塔に相対する、という配置でお墓を建立することになりました。
こんな風にお墓というのは、どれも同じような形をしているようでいて、ひとつひとつ施主さんのご希望を確認しながらオーダーメイドで作っていきますので、こだわりの墓所を作りたいという方は是非ご相談ください。
さて、実作業に入っていきましょう。
まずは巻石の据付からですので、そのための基礎作業が最初に来ます。
当然のことながら雑草などは除草し、土を掘りまして、その先はお馴染みの手順です。
石の足元を支える基礎杭を並べて打ち込み、その上にクラッシャー(砕石)を敷いて、鉄筋をレール状に施工していきます。
中央にくり階段が位置する型の巻石ですと、鉄筋も正面真ん中にさらに奥行を作って組むのですが、こちらは階段が来るのが右端なので、そちらにメッシュ筋を足した変則的な組み方になっています。
この上にセメント、正確に言うとセメントと砂を水で練ったモルタルよりもやや固めのもので石を据えていくことになります。
先にも説明しました通り、階段は正面から見て左端に寄っています。
方角で言うと東寄りでして、ここから上がって西向きにお墓に参ることになります。
石同士の継ぎ目となる要所の部分、四隅だとか階段の脇とかに補強用のステンレス金具が取り付けられているのは、いつもの仕様ですね。
こうしておくと、石が外れたり傾いたりというリスクを減らせます。
さて、今回は巻石の写真に写っていない側に、もうひとつの石の部材を設置します。
次の写真をご覧ください。
ほぼ巻石の長さに近いくらいのサイズで、溝が掘られた延石状の部材です。
これが何かというと、実は霊標台です。
本日のタイトルを再度ご覧いただきますと、「デザイン霊標」となっていますよね。
今回、お施主さんがご自身でお持ちだった黒御影石の半月型の板石を、霊標として活用できないかとのご相談でしたので、その板石は一部を切ったり磨き直したりして加工しました。
それが普通の霊標よりもかなり薄いものですので、きちんと霊標として設置できるように、特注の台石も作ったということです。
ただこの溝に合わせて板石を置くだけでなく、さらに両サイドからは柱で挟んでより安定感を増すように工夫しています。
その据付を終え、区画の中に新しい土を入れてよく締めれば、この段階で巻石部分の工事はほぼ完了となります。
次はいよいよ石塔の工事に入っていくわけですが、いきなり石塔本体の部材を据え付けたりするわけではありません。
その前に石塔の地下部分、納骨室を組みます。
この手順は、巻石の基礎と同様にまずは位置を決めて土を掘り下げ、そこに基礎杭を打ち込みます。
その上にクラッシャー(砕石)を敷いてメッシュ筋を施工し、さらにその上に納骨室の部材である御影石をセメントで固定していく、という流れになります。
お骨を安置する場所ですので、きれいな砂を敷いています。
これで石塔本体を建立する準備が整いました。
まずは納骨室の上に墓石の下台を置きます。
下台というのは、石塔を構成する石の中で一個ものの石としては最大の部材ですので、これを作業する時が一番緊張します。
しかも今回は9寸角という大きめの石塔です。
こうして無事に下台が据われば、かなり安堵感があります。
天端に乗っている四つの白いものは、お墓用の免震パッドです。
地震対策ということですね。
最近では新しくお墓を建てる場合の標準仕様のようになっています。
奈良も南海トラフ地震をはじめ、いつ大きな地震に見舞われるかわかりませんからね。
対策をしておくに越したことはないでしょう。
下台の下部に見えるのが納骨穴です。
正面に穴が刳られている状態で、普段は前に水鉢を置くことで隠れています。
いざ納骨という際に水鉢を動かすと、この穴が現れ、そこからお骨を納骨室に安置することができるという仕組みです。
下台の上には上台、竿石と順々に組んでいきます。
もちろん上台/竿石のあいだにも免震パッドを入れます。
竿石まで組むと、石塔本体は出来上がりで、その前に板石を敷いて花立や水鉢、上台の前には供物台を置くという作業が続き、さらに目地入れなど細かい作業も必要ですが、それは本当に最後の仕上げ作業という感じです。
石塔の前に拝石を置きますと、いつものように草の生えにくい土の施工に移ります。
どんな対策をしたところで雑草はどうしたって生えてきます。
しかし草の生えにくい土を施工しておくと、雑草が根を固着させにくくはなるので、一定の頻度でお墓参りをしていただけるなら、その都度の草むしりはかなり手間が省けます。
草の生えにくい土というのは、それだけで完全なものではなく、お墓のメンテナンスを補助するものとご理解いただければと思います。
向かって右側、区画奥の方に目をやると、特注の霊標台の全体像がよくわかっていただけると思います。
石塔に仕上げを施し、霊標を置き、玉砂利を敷くと作業完了です。
霊標が印象的な素敵な墓所が出来上がりました。
ボリュームのある9寸角の石塔も、存在感を放っています。
きれいなお墓になりました。
秋篠大墓での新規巻石および新規墓石の建立工事、これにて完成です。
奈良をはじめ、近隣地域でのお墓工事のご用命は池渕石材まで。
お墓のリフォーム工事も新規建墓も、あるいは戒名彫刻から墓じまいまで、お墓のことなら何でもご相談承っております。
また、水・虫の入らない特許構造のお墓「信頼棺®」は、奈良市内では弊社のみが取り扱っております。
ご興味のある方はお気軽にご連絡ください。
右下の「詳細はこちら」よりお問い合わせフォームが開きますので、そちらも是非ご利用ください。
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本日ご紹介する工事は、秋篠地域の西迎寺さんが管理している秋篠西迎寺墓地での工事です。
同地域には大小二つの墓地があり、それぞれ大墓・小墓と呼ばれていますが、秋篠大墓と呼ばれている方での仕事となります。
さてその工事内容ですが、タイトルに「新規巻石」とあるように、更地の区画にお墓を一からすべて作らせていただくという作業です。
巻石からの完全新規建立工事ですね。
ありがたいことです。
では早速現場をご案内いたしましょう。
次のような区画です。
両隣の区画なども石塔が立っていませんが、写真中央は巻石もないまったくの更地の墓所です。
こちらが本日の現場です。
巻石から設置するとなると、高さや石の幅、くり階段のサイズなどはだいたい近隣の区画に合わせることが多いです。
が、一番大事なのはやはりお施主さんのご意向です。
ご意見・ご希望を聞き取りながら、こんな風にもできますよといったことをこちらからも提案し、図面を描いたりしながら詳細を詰めていきます。
こちらの近隣区画の特徴としまして、石塔の正面を参道側に向けるのではなく、写真向かって右側に向けているお墓がいくつかあります。
方角で言いますと、写真の上の方が北となります。
従って向かって右は東ですので、お墓を拝む時は西向きに拝むことになるという形です。
こちらの区画でも石塔はその向きで建てるということになりました。
そのため巻石の階段も、両隣のように正面ではなく、向かって右端につけ、右から上って墓所に入って左を正面に見て石塔に相対する、という配置でお墓を建立することになりました。
こんな風にお墓というのは、どれも同じような形をしているようでいて、ひとつひとつ施主さんのご希望を確認しながらオーダーメイドで作っていきますので、こだわりの墓所を作りたいという方は是非ご相談ください。
さて、実作業に入っていきましょう。
まずは巻石の据付からですので、そのための基礎作業が最初に来ます。
当然のことながら雑草などは除草し、土を掘りまして、その先はお馴染みの手順です。
石の足元を支える基礎杭を並べて打ち込み、その上にクラッシャー(砕石)を敷いて、鉄筋をレール状に施工していきます。
中央にくり階段が位置する型の巻石ですと、鉄筋も正面真ん中にさらに奥行を作って組むのですが、こちらは階段が来るのが右端なので、そちらにメッシュ筋を足した変則的な組み方になっています。
この上にセメント、正確に言うとセメントと砂を水で練ったモルタルよりもやや固めのもので石を据えていくことになります。
先にも説明しました通り、階段は正面から見て左端に寄っています。
方角で言うと東寄りでして、ここから上がって西向きにお墓に参ることになります。
石同士の継ぎ目となる要所の部分、四隅だとか階段の脇とかに補強用のステンレス金具が取り付けられているのは、いつもの仕様ですね。
こうしておくと、石が外れたり傾いたりというリスクを減らせます。
さて、今回は巻石の写真に写っていない側に、もうひとつの石の部材を設置します。
次の写真をご覧ください。
ほぼ巻石の長さに近いくらいのサイズで、溝が掘られた延石状の部材です。
これが何かというと、実は霊標台です。
本日のタイトルを再度ご覧いただきますと、「デザイン霊標」となっていますよね。
今回、お施主さんがご自身でお持ちだった黒御影石の半月型の板石を、霊標として活用できないかとのご相談でしたので、その板石は一部を切ったり磨き直したりして加工しました。
それが普通の霊標よりもかなり薄いものですので、きちんと霊標として設置できるように、特注の台石も作ったということです。
ただこの溝に合わせて板石を置くだけでなく、さらに両サイドからは柱で挟んでより安定感を増すように工夫しています。
その据付を終え、区画の中に新しい土を入れてよく締めれば、この段階で巻石部分の工事はほぼ完了となります。
次はいよいよ石塔の工事に入っていくわけですが、いきなり石塔本体の部材を据え付けたりするわけではありません。
その前に石塔の地下部分、納骨室を組みます。
この手順は、巻石の基礎と同様にまずは位置を決めて土を掘り下げ、そこに基礎杭を打ち込みます。
その上にクラッシャー(砕石)を敷いてメッシュ筋を施工し、さらにその上に納骨室の部材である御影石をセメントで固定していく、という流れになります。
お骨を安置する場所ですので、きれいな砂を敷いています。
これで石塔本体を建立する準備が整いました。
まずは納骨室の上に墓石の下台を置きます。
下台というのは、石塔を構成する石の中で一個ものの石としては最大の部材ですので、これを作業する時が一番緊張します。
しかも今回は9寸角という大きめの石塔です。
こうして無事に下台が据われば、かなり安堵感があります。
天端に乗っている四つの白いものは、お墓用の免震パッドです。
地震対策ということですね。
最近では新しくお墓を建てる場合の標準仕様のようになっています。
奈良も南海トラフ地震をはじめ、いつ大きな地震に見舞われるかわかりませんからね。
対策をしておくに越したことはないでしょう。
下台の下部に見えるのが納骨穴です。
正面に穴が刳られている状態で、普段は前に水鉢を置くことで隠れています。
いざ納骨という際に水鉢を動かすと、この穴が現れ、そこからお骨を納骨室に安置することができるという仕組みです。
下台の上には上台、竿石と順々に組んでいきます。
もちろん上台/竿石のあいだにも免震パッドを入れます。
竿石まで組むと、石塔本体は出来上がりで、その前に板石を敷いて花立や水鉢、上台の前には供物台を置くという作業が続き、さらに目地入れなど細かい作業も必要ですが、それは本当に最後の仕上げ作業という感じです。
石塔の前に拝石を置きますと、いつものように草の生えにくい土の施工に移ります。
どんな対策をしたところで雑草はどうしたって生えてきます。
しかし草の生えにくい土を施工しておくと、雑草が根を固着させにくくはなるので、一定の頻度でお墓参りをしていただけるなら、その都度の草むしりはかなり手間が省けます。
草の生えにくい土というのは、それだけで完全なものではなく、お墓のメンテナンスを補助するものとご理解いただければと思います。
向かって右側、区画奥の方に目をやると、特注の霊標台の全体像がよくわかっていただけると思います。
石塔に仕上げを施し、霊標を置き、玉砂利を敷くと作業完了です。
霊標が印象的な素敵な墓所が出来上がりました。
ボリュームのある9寸角の石塔も、存在感を放っています。
きれいなお墓になりました。
秋篠大墓での新規巻石および新規墓石の建立工事、これにて完成です。
奈良をはじめ、近隣地域でのお墓工事のご用命は池渕石材まで。
お墓のリフォーム工事も新規建墓も、あるいは戒名彫刻から墓じまいまで、お墓のことなら何でもご相談承っております。
また、水・虫の入らない特許構造のお墓「信頼棺®」は、奈良市内では弊社のみが取り扱っております。
ご興味のある方はお気軽にご連絡ください。
右下の「詳細はこちら」よりお問い合わせフォームが開きますので、そちらも是非ご利用ください。