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池渕石材工業の
お墓・墓石など設置工事の実績紹介

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墓じまい・墓所の撤去工事:十輪院

2023-03-20

墓じまい・撤去
墓石・お墓の池渕石材工業 実績画像

今回ご報告するのは、お墓の撤去工事です。

現在立っているお墓を解体して撤去する、という作業ですね。

いわゆる墓じまいです。

お墓を建てる事こそ仕事、と心得ている石屋にとっては忸怩たるところもある作業ではありますが、もちろんお施主様もいろいろと事情があった上でお墓の撤去に踏み切られるわけで、ご依頼された仕事はきちんとやり遂げます。 

 

場所は奈良町の一角にある十輪院さんです。

由緒のある真言宗の寺院で、本堂が国宝、南門が重要文化財といった具合に仏教文化を今に伝える名刹です。

この記事を読んでくださる方の中でも、奈良に観光に来た際に立ち寄ったというような方もおられるかもしれませんね。

 

さてそんな十輪院さんの境内墓地での工事となりますが、次のようなところになります。

 

 

写真は石塔の一部を解体し、運び出している途中の場面です。

写真上の方に台石が二つ残っているのが見られますが、これらも撤去することになります。

歴史のあるお寺の墓地区画、それも新規に整備されたところではなく古くからの区画では、石塔が非常に密に隣接しているところが多く見受けられます。

それぞれの区画を仕切るいわゆる巻石もない、という場所も結構あります。

おそらくそういった形が、古いお墓のあり方だったのかと思います。

何よりもまず石塔を建てて、亡くなった方を供養する、ということですね。

巻石などを作って、各家ごとの敷地を明確にするようになったのは、比較的新しいことなのかもしれません。

あくまで、古い寺墓地には巻石などないお墓が多い、というところからの推測に過ぎませんが。

 

それはさておき、作業は続けなければなりません。

残っている石塔、台石の類もどんどん搬出してゆきます。

 

 

ご覧のように、区画内の石塔がすべて撤去され、巻石だけが残っているという状態になりました。

今回はこの巻石も解体し、敷地をすべて更地にすることになります。

というわけで延石を一本ずつバラし、運び出します。

搬出した石は弊社に持ち帰り、処分します。

 

 

石塔を撤去した後で土がぼこぼこになっていた部分も、きれいに整地して平らにします。

むき出しの土のままでは、この先雑草などの温床になる恐れがありますので、仕上げに雑草対策を施します。

普通の土で仕上げたように見える、固まらないタイプの草の生えにくい土を用います。

元の土の上に草の生えにくい土を敷き、これまたきれいに均して出来上がりです。

 

 

すっかり更地になりました。

いつものことながら、またここに新しいお墓を作りに来ることができればいいなと思います。

十輪院さんでの墓じまい・お墓の撤去工事、これにて完了です。

 

奈良をはじめ、近隣地域でのお墓工事のご用命は池渕石材まで。

お墓のリフォーム工事も新規建墓も、あるいは戒名彫刻から墓じまいまで、お墓のことなら何でもご相談承っております。

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