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「お墓の文化論」第三回
2016/11/10

昨日は「お墓の文化論」の講義がありました。
藝術学舎という公開講座で私が担当するこの講義も、早くも三回目、折り返し点となります。
毎回熱心に出席される受講生の方々に対しては、ありがたい限りです。
さて今回は、どんな場所でやってるのかというところからご紹介しましょう。
これまで撮り忘れていた大阪富国生命ビルの写真を、上に掲載してみました。
梅田の阪急東の交差点すぐ、東通商店街の入り口という一等地に建つ、大変きれいで大きなビルです。
この中に、藝術学舎を主宰する京都造形芸術大学のサテライトキャンパスがあるのですが、なにしろこのビル、基本はオフィスビルのようでして、颯爽としたビジネスマン、キャリアウーマンといった人々の姿を数多くお見かけします。
私のような田舎者は、肩をすぼめて門扉をくぐらせていただいているような次第なのですが(笑)
冗談はさておき、よい環境でお墓の話をさせてもらってます。
昨日は「お墓にまつわる法・社会・経済学」、といういささか据わりの悪いタイトルで、社会におけるお墓の位置づけだとか、歴史的変遷、法的な扱いなどを取り上げてみました。
お墓は普通の財産とは違う「祭祀財産」というものなので、相続税がかからないとか、ご存知だったでしょうか?
前二回についても申し上げたことですが、詳しい内容については、すべての講義が終了してから、弊社ブログにてまとめてみたいと考えています。
しかしさすがに三回目となると、私自身もようやく慣れてきたというか、二時間をどのように繋いでいけばいいか、みたいなことが体に染み込んできまして、この講座を担当させていただいているのがますます楽しくなってきました。
あと二回で終わってしまうのが惜しいくらいですね。
ちなみに私、ご多分にもれずパワーポイントで毎回の講義資料を作成しているのですが、テキスト主体で1ページを構成するなら、だいたい30ページほど作ると二時間ちょうどくらいになりますね。
こんな目安もやっと自分の中で出来てきました。
知識と思考のインプット/アウトプットで、自転車操業のような日々ですが、勉強するのは楽しいですね。
これを商売の方にも役立てていければ、それが一番なのですが(笑)
ともあれ、基本は隔週で開講されるこの講座も、次回だけは例外的に三週間空くことになります。
その分しっかりとまた勉強して準備し、受講生の方の熱意に応えられるような講義を作って臨みたいと思います。
次の第四回は11月30日、講義を行ないましたらばまた当ホームページにてもご報告させていただきます。
