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お墓の向きはどうするのがいい?

2019/07/13



前回の記事で、お墓の石の向きについて少し説明しました。

同じ石でも、各面それぞれに表情が異なり、最もきれいな面を正面にするのが基本です、といったことをお話ししました。

で、その際に、お墓の向きはどうするのがいいかといった話題ではないとお断りを入れたのですが、当然そちらが気になった方もおられたのではないでしょうか。

というわけで今回は、お墓の向きについてちょっとお話ししてみたいと思います。

 

さて早速ですが、基本的に、お墓をどちら向きに立てると良い悪い、といったことはございません。

日本のお墓は、仏教式ないし仏教に準じた方式で建てられることが最も多いかと思われますが、仏教の場合、東西南北に上下を加えた六方向いずれにも優劣をつけない、という思想があるんだそうです。

阿弥陀如来のおられる極楽浄土は、西方浄土とも呼ばれ、西の方にあるというのは有名ですが、実は仏教の浄土はあらゆる方角に無数にあり、どちらを向いても尊い、ということになるでしょうか。

 

もちろん、方角というものに特別の意味合いを込める信仰・宗派もあるかもしれません。

ご自身の所属している宗教がはっきりしている場合は、仏教で言えばお坊さん、キリスト教で言えば神父さんや牧師さんに相当するような、その宗教の指導的な地位にある方に確認していただくのが間違いないかとは思われます。

 

他方、信仰の厳密な教義的な部分と同じくらい、ある意味で重みを持つのは、習慣的な意識でもあるかと思います。

住まいからの類推で、南向きや東向きがいいんじゃないかとか、あるいは逆に北向きは縁起が悪いんではないか、やはり浄土系だと西向きに親近感を抱く、といった風なところですね。

実際、霊園などでも人気の区画に傾向が出たりもするようで、区画の向きによって使用料に差が設けられていたり、といったケースもあるようです。

 

こういったところは特に個人的なこだわりなどが大きく働く部分でもあり、ご要望がございましたら、我々もできる限りお施主さんの思い、こだわりにはお応えしていきたいと、常々心しております。

 

繰り返しになりますが、もしお墓を建てる上でどちらの向きがよいかと気になさっているような方がおられましたら、特別な宗教的理由によらない限り、どのような向きでも違いはない、ということは申し上げておきたいと思います。

 

お墓はなんと言っても、建てる人の思いを反映するものです。

口幅ったいことを申し上げるようですが、お墓を建てる上で最も大事なのは、個人、ご先祖様を供養したいというお施主さんの気持ちです。

われわれもまた、お施主さんの気持ちにこそ寄り添っていけるような業者でありたいと思っております。


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