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2024-07-03
本日ご紹介する施工事例は、新しいお墓を作るという仕事です。
墓所区画には既に巻石が設置されているので、あとは石塔を建てるだけ、という状態からのスタートです。
ほぼ純粋な新規建墓工事ですね。
ありがたいことです。
現場となる墓所は弊社から車で3分、我々が仕事をさせていただく各所の墓地の中でも、弊社から最も近距離にある地元の墓地、宝来墓地です。
私的なことではありますが、私が暮らしている自宅の住所も宝来ですので、本当にホームグラウンド的な墓地です。
では早速ですが現場をご案内いたしましょうか。
次のような区画になります。
冒頭、「あとは石塔を建てるだけ」と申しましたが、これはちょっと語弊があって、ご覧のように墓印として立っている細い石柱を撤去し、下に埋められている骨壺を掘り出して、といった事前作業は必要になります。
とはいえ、手間というほどの仕事量でもありませんので、実質的には石塔を建てるだけと表現しても差し支えはないかと思います。
敷地寸法は、間口が4尺余りで奥行が5尺ほど、2㎡くらいの面積になります。
区画の外周に沿って枠のように置かれている石を巻石とか外柵と呼びますが、見ておわかりの通り、くり階段付きのオーソドックスな巻石が既に据えられています。
この巻石というのも、地域や墓地によって標準とされる形がいろいろ異なってまして、入口両サイドに門柱を配したものとか、玉垣を回したものとかもありますが、奈良の弊社近辺の地域では、延石だけでシンプルに四角く囲うか写真のようにくり階段を付けるという形が多いです。
では実作業のご紹介に入りましょう。
先にも触れたように、まずは墓印の石柱を撤去し、土を掘ってお骨を確認します。
あるはず、とお伺いしているお骨が見つからなかったりしたら大変ですからね。
時々、ものすごく深く埋められていて掘るのに難儀するということもあるのですが、今回は幸いすぐに採骨することができました。
その次は、お骨を探すために掘った穴をさらに掘り広げて、墓石本体の下に入れられるカロート(納骨室)のための空間を作ります。
写真は床掘りを終えたところに、納骨室の下を支える杭も打ち込み終わったところです。
その上に基礎としてクラッシャー(砕石)を敷き、さらにメッシュ筋を置きます。
そうしてからセメントで御影石の納骨室部材を据え付けまして、内側にきれいな砂を敷くと納骨室の出来上がりとなります。
お骨が安置される場所ですので、お墓が完成すると見えなくなるとはいえ、非常に大事な部分です。
写真のように、きれいに納骨室が据わりました。
次はこの上に墓石本体を建てる、というステップに入ります。
ここで突然墓地の話になりますが、宝来墓地というのも昔ながらの村墓地、地域の共同墓地です。
こういうところは、宝来墓地に限らず村はずれの傾斜地とか丘陵地といったような、普通には利用しにくい性格の土地に出来ていることが多くて、また墓地の中の参道なんかも狭く入り組んでいる道ばかりだったりします。
そういう場所で作業をするのも、一種の「味」だったりはするわけですが……。
しかし宝来墓地は、谷あいのような傾斜地にできて墓地でありながら、北と南の両方に道路があり、墓地の中心域まで入っていけるルートもあって、さらに墓地自体がそれほど大規模ではないことも相まって、各墓所区画へのアクセスは意外といいんですよね。
というわけで建墓の本作業です。
写真は石塔の下台を据え付けたところです。
職人が持つボードには「免震パッド」と記されています。
これはお馴染みではありますが、下台の天端四箇所に置かれた白いものがそうです。
ゼリーを固めたような、と言うと大袈裟ですが、触ると柔らかい素材でできているもので、地震の揺れを吸収しようという発想です。
お墓の地震対策はこれまでもさまざまなものが考案されてきましたが、昨今ではこういうパッドが使われることが多くなっていると思います。
下台の下部に四角く穴が刳られているのは、納骨穴です。
石塔が完成した状態では、水鉢に隠されることになりますが、納骨に際して水鉢を動かすとこの穴が見えるようになり、そこからお骨を納骨室に入れられるようになる、という仕組みです。
下台を据えますと上台、竿石と順に乗せて石塔を仕上げていきます。
さらに石塔の周りの区画内には、これもいつもながら、普通の土の上に草の生えにくい土を施工して、雑草対策を施します。
堅くなる土によって、雑草の定着を防ぐ、最小限にするというものです。
それが済みましたら、さらに上に玉砂利を敷いて作業完了となります。
きれいな8寸角の和型墓石が出来上がりました。
向かって右隣の石塔と比較していただくと、同じ和型でも少し仕様が違うのがおわかりになるかと思いますが、右が神戸型で今回建立したのが大阪型と呼ばれる形です。
宝来墓地での新規建墓工事、これにて完成です。
奈良をはじめ、近隣地域でのお墓工事のご用命は池渕石材まで。
お墓のリフォーム工事も新規建墓も、あるいは戒名彫刻から墓じまいまで、お墓のことなら何でもご相談承っております。
また、水・虫の入らない特許構造のお墓「信頼棺®」は、奈良市内では弊社のみが取り扱っております。
ご興味のある方はお気軽にご連絡ください。
右下の「詳細はこちら」よりお問い合わせフォームが開きますので、そちらも是非ご利用ください。
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本日ご紹介する施工事例は、新しいお墓を作るという仕事です。
墓所区画には既に巻石が設置されているので、あとは石塔を建てるだけ、という状態からのスタートです。
ほぼ純粋な新規建墓工事ですね。
ありがたいことです。
現場となる墓所は弊社から車で3分、我々が仕事をさせていただく各所の墓地の中でも、弊社から最も近距離にある地元の墓地、宝来墓地です。
私的なことではありますが、私が暮らしている自宅の住所も宝来ですので、本当にホームグラウンド的な墓地です。
では早速ですが現場をご案内いたしましょうか。
次のような区画になります。
冒頭、「あとは石塔を建てるだけ」と申しましたが、これはちょっと語弊があって、ご覧のように墓印として立っている細い石柱を撤去し、下に埋められている骨壺を掘り出して、といった事前作業は必要になります。
とはいえ、手間というほどの仕事量でもありませんので、実質的には石塔を建てるだけと表現しても差し支えはないかと思います。
敷地寸法は、間口が4尺余りで奥行が5尺ほど、2㎡くらいの面積になります。
区画の外周に沿って枠のように置かれている石を巻石とか外柵と呼びますが、見ておわかりの通り、くり階段付きのオーソドックスな巻石が既に据えられています。
この巻石というのも、地域や墓地によって標準とされる形がいろいろ異なってまして、入口両サイドに門柱を配したものとか、玉垣を回したものとかもありますが、奈良の弊社近辺の地域では、延石だけでシンプルに四角く囲うか写真のようにくり階段を付けるという形が多いです。
では実作業のご紹介に入りましょう。
先にも触れたように、まずは墓印の石柱を撤去し、土を掘ってお骨を確認します。
あるはず、とお伺いしているお骨が見つからなかったりしたら大変ですからね。
時々、ものすごく深く埋められていて掘るのに難儀するということもあるのですが、今回は幸いすぐに採骨することができました。
その次は、お骨を探すために掘った穴をさらに掘り広げて、墓石本体の下に入れられるカロート(納骨室)のための空間を作ります。
写真は床掘りを終えたところに、納骨室の下を支える杭も打ち込み終わったところです。
その上に基礎としてクラッシャー(砕石)を敷き、さらにメッシュ筋を置きます。
そうしてからセメントで御影石の納骨室部材を据え付けまして、内側にきれいな砂を敷くと納骨室の出来上がりとなります。
お骨が安置される場所ですので、お墓が完成すると見えなくなるとはいえ、非常に大事な部分です。
写真のように、きれいに納骨室が据わりました。
次はこの上に墓石本体を建てる、というステップに入ります。
ここで突然墓地の話になりますが、宝来墓地というのも昔ながらの村墓地、地域の共同墓地です。
こういうところは、宝来墓地に限らず村はずれの傾斜地とか丘陵地といったような、普通には利用しにくい性格の土地に出来ていることが多くて、また墓地の中の参道なんかも狭く入り組んでいる道ばかりだったりします。
そういう場所で作業をするのも、一種の「味」だったりはするわけですが……。
しかし宝来墓地は、谷あいのような傾斜地にできて墓地でありながら、北と南の両方に道路があり、墓地の中心域まで入っていけるルートもあって、さらに墓地自体がそれほど大規模ではないことも相まって、各墓所区画へのアクセスは意外といいんですよね。
というわけで建墓の本作業です。
写真は石塔の下台を据え付けたところです。
職人が持つボードには「免震パッド」と記されています。
これはお馴染みではありますが、下台の天端四箇所に置かれた白いものがそうです。
ゼリーを固めたような、と言うと大袈裟ですが、触ると柔らかい素材でできているもので、地震の揺れを吸収しようという発想です。
お墓の地震対策はこれまでもさまざまなものが考案されてきましたが、昨今ではこういうパッドが使われることが多くなっていると思います。
下台の下部に四角く穴が刳られているのは、納骨穴です。
石塔が完成した状態では、水鉢に隠されることになりますが、納骨に際して水鉢を動かすとこの穴が見えるようになり、そこからお骨を納骨室に入れられるようになる、という仕組みです。
下台を据えますと上台、竿石と順に乗せて石塔を仕上げていきます。
さらに石塔の周りの区画内には、これもいつもながら、普通の土の上に草の生えにくい土を施工して、雑草対策を施します。
堅くなる土によって、雑草の定着を防ぐ、最小限にするというものです。
それが済みましたら、さらに上に玉砂利を敷いて作業完了となります。
きれいな8寸角の和型墓石が出来上がりました。
向かって右隣の石塔と比較していただくと、同じ和型でも少し仕様が違うのがおわかりになるかと思いますが、右が神戸型で今回建立したのが大阪型と呼ばれる形です。
宝来墓地での新規建墓工事、これにて完成です。
奈良をはじめ、近隣地域でのお墓工事のご用命は池渕石材まで。
お墓のリフォーム工事も新規建墓も、あるいは戒名彫刻から墓じまいまで、お墓のことなら何でもご相談承っております。
また、水・虫の入らない特許構造のお墓「信頼棺®」は、奈良市内では弊社のみが取り扱っております。
ご興味のある方はお気軽にご連絡ください。
右下の「詳細はこちら」よりお問い合わせフォームが開きますので、そちらも是非ご利用ください。