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お墓の生き物:テントウムシ

2017/04/05



本日はちょっと、お墓で見つけた生き物の記事です。
暖かくなって、お墓でもいろんな植物、昆虫、動物の芽吹き息吹を感じるようになりました。
春になって自然が動き出す、というのを肌で感じます。
今回はテントウムシです。
先日行った霊園で見つけました。
写真をご覧ください。

きれいなナナホシテントウですね。
教科書、というよりはジャポニカ学習帳の表紙になってそう、といったところでしょうか。
日本で最もポピュラーなテントウムシはやはりこれでしょう。
ご覧の通り、意外と警戒感がなくコンクリの上を歩き回っていまして、簡単に写真に撮れました。
あんまりしつこくしていると、さすがに羽を広げて飛んでいってしまいましたが。
 
テントウムシというと、私はかこさとしさんの「おはなしのほん」シリーズを思い出しますね。
『からたちばやしのてんとうむし』という作品があります。
からたちばやしに住んでいるテントウムシたちのお話で、「てんとだいじん」とか呼ばれて威張っている金持ちのニジュウヤホシテントウとか、その横暴に苦しむホシの数が少ないテントウムシたちが出てきます。

これ、私自身が子供の頃に読んでいたものがたまたま発掘されまして、三十年越しで今度は私の息子に読み聞かせたりしているのですが、やはりかこさとしさんの絵本は味がありますね。
テントウムシを食べるアリジゴクとか、大きな蜘蛛の巣のだんだらハンモックとか、いささか怖い刺戟的な描写があるのが、逆に訴えかけるところがあるのでしょうか。
おはなしのほんシリーズの中でも、息子からのリクエスト率が高い一冊です。
 
ところで私、この記事のためにちょっとテントウムシを調べて知ったのですが、アブラムシを食べるナナホシテントウやナミテントウがいわば肉食なのに対して、ニジュウヤホシテントウというのは植物の葉を食べる草食昆虫なのですね。
いや、哺乳類なんかですと、肉食=強い・悪い、草食=弱い・かわいそう、みたいなステレオタイプのイメージがありますが、「からたちばやしのてんとうむし」ではその図式が転倒しているのが面白いです。
体の大きさも実際はそう違わないようですしね。
農作物に付くアブラムシを駆除するテントウムシは益虫、それに対してジャガイモの葉っぱなんかを食い荒らすニジュウヤホシテントウは害虫といった区分によって、悪役になっているんでしょうかね。
いや、そんな引っかかるところではないかもしれませんが(笑)
 
いろんな生き物をお墓で目にしますと、賑やかでいいです。
ただ墓地という場所はこれからの季節、蚊の天国になるのがなんともね、どうにかしてくれといったところではあるのですが。。
ともあれ面白い生き物を見つけたら、当ホームページにてまたご紹介していきたいと思います。


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