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春のお彼岸

2017/03/21



毎度3月と9月の半ば過ぎには、ほぼ必ず記事にしてご紹介していることなのですが、今春もまたその季節がやってきております。
お彼岸です。
皆さま、お墓参りに行きましょう。
 
今年の春彼岸は20日の春分の日を中日として、先週金曜日17日が彼岸の入りで、今週木曜日23日が最終日です。
もう半分を過ぎてるんですね。
まあ要するに春分、秋分の日を中心に、前後一週間が俗にいうお彼岸という期間です。
弊社でもこの時期にはお墓の開眼であったり納骨であったり、ご法要のお手伝いがいろいろ予定に入ってまいります。
彼岸納期の仕事で墓地の現場に入ったりしても、このくらいの時期になると墓所の掃除やお参りに見えられる方が増えているように感じました。
彼岸にお墓参りを、という意識はまだまだ根強いもののようでして、ちょっと安心したりもします。
 
さて、これまた毎度ご紹介していることですが、なぜ彼岸時期にお墓参りをするという習慣が定着したのか、ということですね。
ひとつには春分、秋分の日は昼の長さと夜の長さが同じになるわけです。
これをもってこの世とあの世、此岸と彼岸とがもっとも近づく時期と解釈し、亡くなった仏様に親しく出会える日とするという民間信仰がもとにある、という考え方が一般的と言えますかね。
また浄土信仰的な観点から申しますと、太陽が真東から昇って真西に沈むこの日は、西方にあるとされる極楽浄土を観ずるのに一番ふさわしい日、ともされます。
民族信仰的な部分と仏教的な考え方がミックスして出来上がってきた習俗、とまとめることができそうです。
 
もっともこの頃では、お墓を建てるのにお彼岸を目安にする、というのは減ってきているんじゃないかと、古い石屋などは申しますね。
もちろん彼岸仕事は一年の中でもピーク時期のひとつなのですが、最近ですと、お墓の開眼法要に親戚一同が集まりやすいのはもっと連休のある時期だということで、春ですとゴールデンウィーク前後なんかに石塔建立がシフトしつつある、というような気もします。
いずれにせよお墓を建ててくださるなら、われわれにとってはありがたい限りですが。
 
もちろんお墓の建立といったこととは別に、お墓参りとなると、盆正月に春秋彼岸というのが揺るがぬピークなのは間違いないでしょう。
お彼岸というのは気候もいいですね。
最近お墓に行くと、いろんな植物の芽ぶき、動物の活発化を感じます。
その分雑草なんかもこれから元気になっていくわけですが。
 
奈良では東大寺のお水取りも満行となり、いよいよ季節が本格的に移るという頃です。
少し前はまだ肌寒さも残っていましたが、三寒四温を経て春がやって来ます。
早春のお墓に、ぜひ足をお運びくださいませ。


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