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霊魂のお話

2016/08/17



お盆休みが明けまして、池渕石材も本日から再始動です。

この時期、お墓参りにいらした方が石塔の傾きなどに気付き、修理を依頼してくるということもありますので、事務所自体は開けていたのですが、本格的な仕事の再開ということです。

お盆期間中に現場仕事をしていると、墓参の方のご迷惑になるということがままありますし、霊園などではそもそもこの時期、施工作業は禁止というところも多いですしね。

しかしこれからまたすぐ、お彼岸向けの仕事ということで立て込んできますので、精一杯頑張らせていただきたいと思います。


さて、お盆と申しますと、ご先祖様の霊がお墓から各家へと帰ってくる時期であり、家族は家の中でその霊を迎える準備をいろいろとするわけですね。

まあこれ自体、諸説あるようですが、一般的な理解としては以上のような感じだと思います。

では、お盆の行事をなさる方々の意識として、ご先祖様の霊魂の「実在」を信じている方は、いかほどおられるのでしょうか。


これはおそらく非常に微妙なところであって、科学第一・実証主義のこの時代に、霊魂の実在を断言する人というのは、きわめて少数派だと思われます。

その一方で、そういった観念的な事柄をまったく無視して蔑ろにできる方も、少ないだろうと思うのです。

これは実証ではなく信仰のレベルになるでしょうが、お墓の石塔や家庭の仏壇に、おぼろげながらも何かの存在を感じ取るという人、結構多いのではないでしょうか。


ここから先はヨタ話的な性格が強くなりますが(笑)、石材産業協会で先日集まった際に他の石屋さんたちと話をする中で、みんなが同意したことです。

それは、お墓で作業をしていると、すぐ近くにお墓参りに来られるケースが非常に多いということです。

以前も当ブログにて同様のことをお話ししましたが、これは私自身の経験に照らしても当てはまります。

お盆やお彼岸といったお墓参りのハイシーズンからまったく外れた平日に、かなり広い霊園の一区画で仕事をしていて、すぐ隣の区画に墓参に来られるということも結構あります。


こういうのを指してわれわれは、「近所がうるさいから見に来いって、ご先祖様が家族を呼んでるんやで」などと言うわけですが、こうしたケースに頻繁に遭遇しますと、あながちヨタ話とばかり笑えなくもなるわけです。

まあ割り切ってしまえば、確率的な問題であるでしょうし、科学的に説明が付くことではあるのでしょうが、そこに何かしら霊的なものの働きを想定し、説明しようとするのは、現代人に今も残る信仰心のひとつの形だという気もするのですよね。


霊魂というものの存在についてどのように考えるかは、それぞれ個人の問題であるとして、その存在を信じ、大切にしようとする方々の気持に応えるのがわれわれの仕事であると、この季節になるとあらためて肝に銘じるのです。


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