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新規霊標工事

2017/05/31



日中は夏日真夏日という有様ですが、朝夕はまだいくらかはヒンヤリとする、そんな今日この頃ですねえ。

早起きして日が昇る前なんかは、気持ちよく過ごしやすかったりします。

しかしもう少しすると、現場は一日中地獄の季節になりますね。。

 

さて今回は久々に、普通の工事について記事にしてみたいと思います。

ご紹介するのは、墓所内に新しく霊標を設置するという工事です。

お墓は奈良の代表的な史跡である平城宮跡の北側に位置する、佐紀新墓というところ。

地域の方々が管理しておられる共同墓地になります。

弊社からは車で二十分といったところですかね。

 

霊標というのは、要するに亡くなった方々の戒名や没年月日、俗名等を刻んで、その家族の歴史をわかるようにした石の板のことです。

浄土真宗では戒名と言わず法名と言うので、法名碑とも呼びます。

今日ご紹介するものも、「法名碑」と刻まれています。

あるいは墓誌と言ったり、呼び方は様々です。

今回は初めに受けたのが石塔への戒名追加彫刻の仕事だったのですが、それで石塔の彫刻可能なスペースが埋まってしまったということで、お施主さんが検討された結果、新たに霊標も置くようにしたということだそうです。

 

では早速作業の様子です。

最初の写真をご覧ください。

石塔の向かって左側に霊標を置くことになるので、まずはそこを掘ってメッシュ筋とクラッシャーで基礎をします。


ここにセメントで霊標台を据え、その上に下駄台という霊標を直接支える石を一対置き、最後に霊標そのものを載せるという手順になります。

きちんと水平を取り、左右対称になるように合わせることが大事なのは言うまでもありません。

写真二つ目にあるような具合に、台と下駄を据えていきます。


下から下駄まで貫通して見えるのは、ステンレスの芯棒です。

黒板には「転倒防止施工」と書かれているのですが、こうやって土から霊標本体まで棒を通すことで、霊標が倒れるようなことが少しでもないようにという工夫です。

芯棒を通す穴はきちんと設計して開けられているので、合わなくなるなんてことはまずないのですが、棒を斜めに立てたりすると最後につっかえたりするので、ちょっと緊張する施工ですね。

ともあれ霊標台と下駄を据えたところに、位置を合わせて霊標を置くと完成。

最後の写真をご覧ください。 


霊標があると、グッと最近のお墓っぽくなりますね。

きれいに仕上がったと思います。

佐紀新墓での霊標設置工事、これにて完了です。


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