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新規建墓工事:吐師霊園

2017/08/09



気が付けばお盆間近という時期になってきましたね。

相変わらず外にいるだけでもつらいような暑さが続いておりまして、この調子でいくとお盆のお墓参りをはじめとした夏の行事の行末はどうなるのか、と心配になるくらいです。

しかし気を取り直して、今回も施工事例をご紹介いたします。


今回は新しくお墓を建てる工事のご紹介です。

新規建墓ですね。

ありがたいことです。

墓地は奈良市と境を接する京都府木津川市の吐師霊園。

吐師は「はぜ」と読みます。

難読地名ですね。。

霊園と名はついていますが、地域の共同墓地になります。


現場ですが、写真一枚目のようなところです。

区画の左寄りに石塔が一基立っていますね。

今回はその右隣に新しい石塔を建てることになります。

もともと、将来はこちらにお墓を建てられるように、といったスペースの作り方ですが、こういった空きスペースのことを未来地と呼んだりします。

いまやその未来が現実のものになる、というわけでして。

では工事に入りましょう。


大まかな流れは大体いつも同様なのですが、まずは納骨室を入れるための掘り方を行ないます。

ここ、三十センチほど掘るとすぐ固い層に突き当たるような、地盤のいいところでして、そういえば周辺でも大きく傾いているお墓はほとんどないくらいでした。

その分掘るのは大変になってきますが。

まあ最初にも触れましたように、この時期の現場はそれ以上にまず、暑くてどうにもならないくらいです。

土を掘り終えたら、次はクラッシャーとメッシュ筋を敷き、御影石の石棺を据えていきます。

ここまで終わると納骨室設置完了、という段階です。

あとは石塔ですね。


そうそう、この霊園、参道がかなり広く取られており、運び込みも施工もしやすいのがよかったです。

八寸角が一基ですので、わざわざキャタピラーの運搬車やカニクレーンを持ち込むほどでもありませんが、機械を入れるのも楽そうでしたねえ。


では石棺の納骨室の上に石塔を据える準備です。

まずは下台からです。

丁稚と呼ばれる手押し車で運んできます。

墓地手前まで運んで段取りし、納骨室の上に板を渡してやります。

こうすると、養生して欠けないようにしつつ、板の上を石を転がして移動させることができるわけです。

慎重に慎重にパタンと倒し、設置位置まで持っていくことになります。

下台が据われば、職人の感覚としてはもう出来たも同然だと言いますね。

あと上台、竿石と順番に据え付け、花立や供物台など付属品も設置して、石塔を仕上げていきます。

石塔が組み上がると、これまたいつものように草の生えにくい土を施工し、玉砂利を敷いて完成となります。


写真二枚目をご覧ください。

二基のお墓が仲良く並びました。

全体的にきれいになり、未来地も埋まって充実した空間になりましたね。

完成後に確認してくださったお施主さんも、非常に喜んでくださったので、われわれとしてはそれが何よりです。

吐師霊園での新規建碑工事、これにて完了です。

 

最後の写真ですが、近くの墓所で、赤紫色のボンボリのような花が咲いていました。

少し調べますと、黄花千日紅(きばなせんにちこう)というのだそうです。

鮮やかな色彩と墓地という空間とのコントラストが印象に残りました。

夏のお墓に咲く野草というのも、いい風景でした。



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