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お寺の敷石工事:祐楽寺

2017/03/14



当インフォメーション欄、前回の記事で敷石の基本的なやり方についてご説明しました。

というのも、懇意にさせていただいているお寺さんで、敷石工事を行なうことになっていたからです。
で、先日施工をしてまいりましたので、その模様をご紹介したいと思います。

まずは現場の様子をご確認していただきましょうか。
写真左をご覧ください。
山門から入りましてお寺の本堂に向かう参道ですね。
現状でも飛石が並んでいてきれいに見えるのですが、こちらを石張りで新たに舗装したいというご依頼でした。

砂利の上に大まかな仕上がりのラインを引いているのが見えるかと思います。
既存の飛石、延石等を据え直して活用しつつ、ほぼこのラインの中を埋めるように敷石を並べていくことになるわけです。
写真手前から奥に向かって、およそ3寸ほどの上り勾配になっていますので、それも計算しての作業になりますね。
トータルでは結構な大仕事です。

まずは既存の飛石類をめくって据え直していきます。
表面を見てるだけだと薄いものかと錯覚してしまいますが、実際掘り返すとかなりの厚みがありました。
特に大きいもので5寸はあったでしょうか。
これ、「土ぶせ」といって、基礎などせず土を掘って埋め込んだだけの施工になっていました。
この厚みなら土ぶせでも安定しているのは納得ですね。
ただわれわれは念のためバサを使って据えていきます。

で、これらの石をすべて据え直したあとは……
床掘りです。
お墓もそうですが、石関係の仕事というのはとにかく掘る仕事です。
掘らなきゃ据えられないのです。
しかしここのお寺さんの土の固いのなんの。
ちょっとびっくりしました。
ツルハシまで持ち出すことになりましたが、普通のスコップでは歯が立たないほどの土というのも珍しいくらいです。
掘ってると再生資材みたいなものも出てきたので、地盤改良されていたのかもしれませんね。
さっきの飛石が安定していたこと、なおさら納得です

でまあヒイヒイ言いながら土を掘り終えたところが写真二枚目です。
なんとなく敷石を敷いたらどうなるかというアウトライン、イメージしていただけますかね。
ここにクラッシャーをまいて、準備してきた石をバサ(セメントと砂を水で練ったもの)で据えていくことになります。

石については現場に一部を搬入してあるのが、写真三枚目です。
これらを先ほどのラインの内側にうまくハマりこんでいくように、石それぞれの形、表情を見ながら敷いていくことになります。
なかなか難しく頭を悩ませる作業になるわけですが……。
少し長くなりましたので、敷石の施工につきましては、また記事を改めてご紹介したいと思います。


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