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お墓の引っ越し:福井県大野市

2016/05/06



皆さま、ゴールデンウィークはいかがお過ごしだったでしょうか。
今年は5月2日の月曜日が連休の谷間になりましたね。
われわれその日は珍しく、遠隔地へ出張仕事に行かせていただきましたので、ご報告です。
目的地は福井県大野市。
眼鏡の町・鯖江や曹洞宗の大本山である永平寺の近くになりますね。
仕事の内容は、墓石の移転です。
お施主様は、既存の石塔をわれわれの地元でもある西大寺の共同墓地に移転したいとのご希望で、弊社にご用命くださったというわけです。
というわけで朝から2t車と4t車、二台連ねて行ってきました福井まで。

福井から奈良までとなると、ほんとお墓の「引っ越し」と呼ぶのが相応しい感じですね。
距離にして250q弱、一応は平日ということもあって道路も流れていましたので、3時間余りの旅程でした。
遠目にまだ雪の残る高峰が見えたりして、美しかったですよ

さて、到着しました現場の感じは、左の写真をご覧くださいませ。
こちらの新旧二本の石塔を奈良に持っていって、再建立するまでがわれわれの仕事です。
残った巻石、外柵に関しては、こちら福井県の現地業者さんが撤去されるということでした。
このお墓もそうですが、少し後ろのお墓を見ていただくとよくわかるように、間知石(けんちいし)などを積んで足元を高くしてあるのがこの辺りのお墓の特徴です。
おそらくは積雪対策なのでしょう。
富山県なども同様の作りのお墓が多いと聞きます。
ちなみに、写真に写っている人物は弊社の専務です。。

では早速作業のご紹介をしてまいりましょう。
まずは脱魂済のお墓に目隠しのサラシを巻き、花立などの小物類をどんどん運んでいきます。
今回は単なる解体撤去ではなく、一旦解体したお墓をまた後で建てるわけですから、移動の間にぶつかって欠けたりしないよう、紐できちんと梱包して保護します。
石材梱包用の白い紐はかなり太めで、経年劣化するとおそろしくヘタレますが、新しいうちはクッション材としてきわめて優秀です。

ところで一つ問題発生。
いや、問題というほどではないのですが、石塔がなかなかしっかりとくっ付いていて、離れてくれないのです。
やはり近年使用される石材用のボンドはしっかりしています。
こういうのって、外すまでにかなり手間取るものなのか、意外とスムーズに外せるものなのか、そのあたりが読み切れません。
十分な設備も時間的余裕もない現場で格闘するよりは、会社に持って帰ってから解体しようとの結論に至り、そのままトラックに積むことに。
写真真ん中をご覧ください。
竿と上台だけならまだしも、下台までくっ付いているというケースは結構レアです。
ましてそれをそのまま運搬するとなると
もっとも、慎重を期した積み方はしてありますので、そこまで心配していたわけではありませんが。

で、その他の芝台や小石塔などもすべて解体梱包し、弊社担当分の作業を終えたところが右の写真です。
手向けられた花が、お施主様の心を映し出すようでいい感じを出していると思います。

われわれはこの後無事に奈良まで石塔を持ち帰り、弊社の倉庫内でくっ付いていた石塔の解体までつつがなく終えることができました。
これを西大寺共同墓地に建て直すのが後半戦になります。

弊社は普段は、遠出すると言っても京都か大阪、せいぜい三重なのですが、ご用命に応じてこのような出張もさせていただくというところをご紹介しました。
お墓の移転工事も、ぜひ池渕石材にお申し付けください。


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