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墓所修復工事：有里墓地
2016/04/20
今回はちょっと実際の施工例をご紹介してみたいと思います。
生駒市の有里という地区にある、山の上の墓地で、弊社でもときどき仕事をさせてもらっているところです。
さて、現場は兵隊さんのお墓なのですが、こちらは最初、お施主様から連絡を受けて見に行った担当者が絶句するほどの有様でした。
左上の写真をご覧ください。
間知石（けんちいし）が崩れ、延石が一本完全に外れてしまっています。
墓所の崩壊と形容しても過言ではない状態です。
石塔自体はまだ立っていますが、基礎の部分でなんとかくっ付いているといった形ですね。
真ん中の写真を見ていただくと、よくわかるかと思います。
このままの状況であと何度か雨に見舞われたら、どんどん中の土も流れ出して、石塔が崩れ落ちるのも時間の問題かと思われました。
これはさすがに危険ですし、お祀りされている方のことを思えば、われわれ墓石屋としても心が痛みますので、最優先で施工させていただきました。
これはほんと、いわゆるリフォームというよりは、緊急修復工事と呼んだ方がよいような仕事ですね。
これはさすがに危険ですし、お祀りされている方のことを思えば、われわれ墓石屋としても心が痛みますので、最優先で施工させていただきました。
これはほんと、いわゆるリフォームというよりは、緊急修復工事と呼んだ方がよいような仕事ですね。
で、私が現場確認に行った際にはもうほとんど作業は終わっていたのですが、間知石と延石を組み直し、墓所の形をきちんと整えたのが右の写真です。
まだすべて完了とまではいっていませんが、お墓が元の様子を取り戻しているのは、見ておわかりになるかと思います。
延石の内側だけでなく、墓所の区域全体に何度も雨で洗われ、土が流れていっていたようなので、新しい土も補充しました。
さらに、その土がまた流れてしまわないよう、墓所の前の玉石を揃え、後ろはお施主様のご要望で、ブロックの土留めを施工させていただいております。
さらに、その土がまた流れてしまわないよう、墓所の前の玉石を揃え、後ろはお施主様のご要望で、ブロックの土留めを施工させていただいております。
これで墓所の修復としては、差し当たり十分な仕事ができたかと自負しております。
率直に申して、各地のお墓を見て回っていると、今すぐにでも修復・リフォーム・傾き直しをしてあげたくなるような墓所、かなりの数お見受けします。
そこに仏様をお祀りしている以上、できるだけよい形で安らいで眠っていただきたいと、石屋としては思います。
そこに仏様をお祀りしている以上、できるだけよい形で安らいで眠っていただきたいと、石屋としては思います。
そのような思いがあってこそ、今回修復の施工例を紹介させていただきました。
リフォームの仕方なども、それぞれのお墓に応じたさまざまな形を提案できますので、何か気になることございましたら、どうか池渕石材までご相談ください。
お待ちしております。
リフォームの仕方なども、それぞれのお墓に応じたさまざまな形を提案できますので、何か気になることございましたら、どうか池渕石材までご相談ください。
お待ちしております。
